
こんにちは、スタッフ上埜です。
フランクリーダーの入荷からはや2週間。すでに多くのアイテムが旅立っていきました。
そんな中、オーナー・スタッフ陣・常連さんの間で密かに話題になっているアイテムがあります。今回は、その”とあるアイテム”をこの場を借りて皆さまにご紹介します。ぜひご一読ください。
【FRANK LEDER】DEAD STOCK COTTON TWEED JACKET WITH SIDE POCKET


”とあるアイテム”とはこのジャケット。
元々そこまで季節感を意識したアイテムがないフランクリーダーのアイテムの中でも一線を画して「夏っぽくない」アイテムです。

一見、ウールのようにも見えるこの生地。実はコットン100%なんです。
実際に手に取っていただければ分かりますが、触り心地は非常に滑らかで気持ちの良い素材。肌に触れてもウールのようにチクチクしませんし、見た目以上に軽くノンストレスな着心地。加えて、汗をかいても自宅で洗濯可能です。
このジャケットを見て
「こんな服を夏に着るの?」
そう思われた方も多いかと思います。正直、僕も最初は思っていました。
確かに生地はコットンですが、夏らしくはありません。しかも、何より真夏は流石に暑いと思います。ただ、逆に言ってしまえば、「真夏以外は着れる」そんなジャケットなんです。

例えば、今くらいの気温であればカットソーの上から袖をガッツリロールアップするだけで問題なく着ていただけます。秋や冬にはコートなどの分厚いアウターの下に羽織るライトアウターとしても十分使っていただけます。
つまり、「夏も着られる」ではなく「真夏以外はずっと着られる」アイテムなんです。
そんな視点で見れば、このジャケットの使い勝手は抜群です。
そもそも当店は夏物や冬物と言ったような季節によってスタイルを大きく変えることを提案してません。それは高価な洋服だからこそ、長く共に過ごしていただきたいから。
だから、春夏と秋冬でそこまで入荷するアイテムに差がないんです。

しかもこのジャケットなんてヴィンテージ生地を使用しています。

今では作ることのできない希少なヴィンテージ生地。長く着ることで、生地は少しずつ身体に馴染み、自然なエイジングが生まれます。襟がくたっとしてきたり、袖に少しよれが出たり、そんな表情が育っていくのを想像すると、このジャケットが欲しくてたまりません。
「せっかくの洋服なら、できるだけ長く味わいたい。」
「着ていくほどに、自分だけの一着になっていく感覚が好き。」
そんな方には、きっとこのジャケットがぴったりだと思います。
まとめ

夏直前にして夏っぽくないアイテムをご紹介させていただきました。こんな風変わりなアイテムの紹介でしたが、当店の洋服を好きな方ってこういう洋服が好きな方が多いように思います笑。
ちなみに、当店のポッドキャスト番組『BACKYARD TO CLOSET』でも、
先週配信の回でオーナー・岡崎が「爽やかさ」というテーマについて語っています。
「誰が決めた“爽やか”なのか?」
「本当に着たいものを、着れているか?」
そんな問いから始まる、今の季節にぴったりのエピソード。
今回のジャケットとあわせて、ぜひお楽しみください。
気になった方はぜひ店頭にお越しください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。