S&S / BLOG Oct 16, 2022
Text:Sato Yohei
KLASICA2022秋冬シーズンがスタートしております。毎シーズン目が離せないコレクションで当店でも非常に人気のブランドです。今回はこれからの季節に大活躍不可避のアイテムを3点ご紹介しています。必見です‼︎
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毎シーズン、クラシカルなアイテムなんだけれどもサイズ感や素材が特徴的で目が離せないブランド『KLASICA』

今回ご紹介するアイテムも一見普遍的な形や素材ですが、新鮮な要素も含んだ素直に魅力的なアイテムたちです。

“MMD” OVER SIZE SHIRT JACKET

オーバーサイズシャツジャケットは、シンプルで肩肘貼らずに着ることができ着心地抜群のサイズバランス。生地はオーストラリア産のメリノウール100%を使用したベネシャン。滑らかでマットな質感と時折光の当たり具合によって鈍く光沢が見え隠れする素材です。

ただ、それだけで終わらないのがKLASICAのモノづくり。

伝統工芸ポジャギ

そのベネシャンにコットンの刺繍が施されています。韓国の伝統工芸ポジャギ にみられるようなランダムに走るパッチワークパターンがイメージされています。ベネシャンとコットン刺繍の素材感のギャップが黒でも奥行きと存在感のある生地に。ニットやパーカーの上からでも難なく着用可能で非常に使いやすく、パッチワークデザインに程よいパンチがあってシンプルながらも着ごたえのあるアイテムに仕上がっています。

SAULT (CS ver.)” FOLK DOUBLE BREASTED

続いては新型コート”SAULT

アジアンフォークロア、ガウン、ハンティングウェアと3つのクラシカルなアイテムのディテールがミックスされたインサレーション(中綿入り)のコートです。生地は先ほど紹介したジャケット”MMD”と同じもの。

黒のアウター(特にロングコート)は昔から僕も大好きなアイテムです。ですが、黒って素材やコーディネートするそのほかのアイテムによってはシンプルになりすぎたり、やっぱりどこか物足りなくなってしまいがちなイメージ。

そんな懸念を払拭するのが先にも紹介したKLASICAのこの生地ですよ。立体感のある生地とオーバーサイズならではの滑らかなドレープは存在感をより一層引き立てます。おまけに、高品質なベネシャン素材はシワになり辛く、最薄の中綿で見かけによらず非常にいこのアイテム。冬になれば車の後部座席などに一着常備していれば非常に使い勝手の良い防寒具です。

SAULT (HB ver.)” FOLK DOUBLE BREASTED

同型のコート”SAULT“で生地違い。こちらはウールリネンのヘリンボーン。

縦糸はオーストラリアのウール、横糸はフレンチリネンで織り上げられたヘリンボーンは、ガサッとした男らしい質感でクラシックな印象が強い。それに対して、デザインには先にも紹介した色んなディテールが詰め込まれた新鮮さがあります。

この素材とデザインの対比というところが本アイテムの最大の見どころなのではないでしょうか。

方や真っ黒でありながらも大人っぽさと新鮮さを兼ねそろえたコート。一方でクラシカルな印象とデザインを掛け合わせたクラシックモダンなコート。同じ型のコートでも素材の違いでアイテムの見え方や捉え方が変わってくるのは、本当に洋服の面白いところで醍醐味です。

洋服の醍醐味

個人的に洋服を見てて気持ちいいと感じる部分の一つに、デザイナーのこだわりを自分なりに解釈できた時っていうのがあります。洋服の魅力を伝える仕事だからっていうのももちろんありますが、僕が2年前お客さんだった頃よりも遥かに洋服を楽しめているのはこの感覚がわかるようになってきたからなような気がしています。昔作業着や制服として使用されていた洋服を知れば知るほど(元ネタを知れば知るほど)、現代の洋服を見た時にこだわりの部分がどんどん見えてきます。そうなったらイレギュラーなサイズバランスや素材がより一層たまらなくカッコよく見えてきたりするんですよね。

今回紹介した KLASICA はいつ見ても興味深くて本当に洋服の醍醐味が詰まったようなアイテムばかりです。是非一度ご堪能いただき、そして自分なりのそのアイテムの好きなポイントみたいなのを探していただけたら嬉しいです。

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この記事を書いたひと
佐藤 洋平Sato Yohei |
1997年生まれ。2020年冬より SLOW&STEADY スタッフとして勤務。 人生と洋服との関係性を、日々探求する毎日。
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