S&S / INFORMATION Jul 13, 2024
Text:Ueno Yuto
今回は当店定番であるPHIGVEL CLASSIC JEANSを改めてご紹介しようと思います。
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いつもありがとうございます。スタッフ勇登です。

先日、PHIGVELから今年の夏秋アイテムがスタートしました。定番のモデルから小物まで幅広く入荷しておりますが、今回は定番であるCLASSIC JEANSをご紹介しようと思います。定番で展開されているアイテムではありますが、アップデートを重ね、さらに履きやすく、それでいて雰囲気のあるデニムに仕上がっています。アップデート点を踏まえながら、僕の気持ちもお伝えしていきます。皆さま、ぜひご一読下さい。

CLASSIC JEANS(REGULAR)

生地には12オンスの生機(キバタ)仕上げがされたオリジナルデニムが使用されています。生機とは、整理加工を一切施していない織り上がったままの生地の状態のこと。製品の段階でワンウォッシュすることで、生地の凹凸感や毛羽立ちなど、デニム本来の風合いが出ており、まさにクラシカルな雰囲気を纏っています。

生地に関してはこれまでの物と変わらない良さがありますが、今回アップデートされたのはサイズ感とステッチカラー。以前は大体の方が裾上げをし、着用していたのですが、今回のものはほとんどの方が裾上げの必要なく履いていただけるサイズ感となってます。ステッチカラーは以前までの金茶とイエローの2色ステッチからカーキベージュのステッチに統一されています。

太すぎず細すぎないシルエットに加えてステッチカラーの落ち着いた雰囲気が生機デニムの力強い表情と合わさり、汎用性の高いバランスのとれた一本です。

僕とデニム

僕は子どもの頃、デニムがあまり好きではありませんでした。なんか硬いし夏は暑い、それでいて履きにくいし脱ぎにくい、ゴワゴワしてる…重い…などなど当時の僕が思っていたデニムへの悪口は書けばキリがありません。そんな思いがあったからか、大学生になってお客さんとして当店に通っていた頃もデニムというアイテムをどこか避けていたんです。そんな中、PHIGVELのデニムが入荷し、当時の先輩スタッフから試着を勧められました。

実のところぶっちゃけますがあまり乗り気ではなく、渋々試着してみましたが、試着して一変。履き初めから体にスッと馴染む生地の柔軟さ、デニム特有のゴワつきや重さは全く感じず、驚くぐらい履きやすかったんです。試着からでも僕がこのデニムをガンガン履いている姿が優に想像出来ました。まさに僕のこれまでのデニムイメージが崩された瞬間でした。即座にお取り置きしたかったのですが、ちょうどその当時、別のアイテムをお取り置きしてもらっていたということもあり、その時は断念。次来た時にはすでに完売してしまっていました。「あの時もう少し無理していれば…なんとか交渉してれば…」そんな後悔を抱えたのを今でも鮮明に覚えています。

そんな思いを抱えていたものですから、今回の入荷に際しては入荷日当日に購入させていただきました。

デニム好きの方はもちろん、デニムに苦手意識がある方にもぜひお勧めしたい逸品となっております。皆さま是非ご来店ください。皆さまのご来店をこころよりお待ちしております!

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この記事を書いたひと
上埜 勇登Ueno Yuto | sas_yuto
2000年生まれ。洋服好きが高じて2023年よりSLOW&STEADYスタッフに。洋服と向き合いつつ日々勉強中。
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