
こんにちは、スタッフ上埜です。今週に入り、日中は20度を超える日も出てきていよいよ春夏が本格的にスタートした感じがありますね。店頭にも続々と春夏アイテムが入荷しており、入っては旅立っていくというようなめまぐるしい日々を過ごしております。
その中で、PORTER CLASSIC春夏の定番であるPALAKA(パラカ)が入荷いたしました!ブランドとしては毎年の定番ですが、当店での入荷は久しぶりとなりますので、改めて今回のブログでご紹介いたします。ぜひ、ご一読ください。
【PORTER CLASSIC】LINEN PALAKA PEACE PANTS




PORTER CLASSICがおくるPALALA PANTS。色はBLUE・BLACK・REDの3色をご用意しております。清涼感のあるリネン生地にゆったりとした九分丈のワイドシルエット。ウエスト部分もゴムですので基本的にどんな体形の方にも着用していただけ、かつベルトやドローコードなどの手間はいりません。
近年では、温暖化の影響もあり春から夏、秋にかけての気温は年々高まり続けております。そんな中で通気性とストレスフリーな着用感を両立しつつ、だらしなく見えない上品なバランスに仕上げられたこのパンツはまさに今の時代にフィットする一本でしょう。
パラカの起源


過去のブログでも触れられてはいますが、改めてパラカの起源を簡単にご説明します。
パラカとは、1900年代、ハワイに渡ったイギリス兵が着ていた「フロック」と呼ばれる長袖の上着の生地がルーツ。やがてそれが現地で流通するようになり、ハワイへ渡った日系移民の作業着として定着していきました。縦横4本のインディゴ染めの格子柄。その見た目は、まるで日本の絣(かすり)のよう。故郷を懐かしむ日系移民の心に寄り添うように、「ハワイアンデニム」として親しまれていったという背景があります。
そんな歴史あるパラカを、PORTER CLASSICが再構築させたのがパラカシリーズ。当時と同じくムラ糸・ムラ染めの技法を忠実に再現し、さらにソフト加工を施すことで、着心地の良さと経年変化を楽しめる仕上がりになっております。
コーディネートとして…
店頭に立っていると「可愛いけど、合わせ方が難しそう…」「ちょっとパジャマっぽい?」
こんな声が聞こえてきます。
たしかにPALAKAのチェック柄は一見クセが強いように思えるかもしれません。
ですが、意外とどんなコーディネートにも合わせやすいアイテムなんです。



例えば、トップスに薄手のオリーブのコートや白Tを合わせてトーンを整えることで、パラカの可愛らしさが際立せたり、逆に、黒の光沢あるシャツと組み合わせれば、カジュアルとドレスの中間を行く、メリハリの利いたコーディネートに仕上がります。ただ、一点これらのコーディネートを引き締めるために足元に革靴はマストであると考えます。夏にサンダルを履く場合でも、レザーサンダルにして重厚感を持たせてあげる方がコーディネートが引き締まります。
癖のあるアイテムが故に他のアイテムを無地でまとめたり、トーンを合わせたり、足元は革靴にする、など基本さえ押さえておけばどんな着こなしも可能なアイテムです。
PALAKAで過ごす春夏

今回はPORTER CLASSICのパラカを改めてご紹介させていただきました。現代に合わせた着心地に歴史的背景も十分すぎるほどあるこの一本。歴史を懐かしみながらも、あくまで現代のオシャレとして取り入れることのできるパラカシリーズは洋服好きの方にはたまらないアイテムなのではないでしょうか。かく言う僕も、入荷時からどこかこのパンツに惹かれてしまっていて、きっとこれが洋服好きの性なんだろうなと感じざるを得ません(笑)。
気取らずに着られるのに、どこか気分が上がる。そんなパラカパンツと、この春夏を一緒に過ごしてみませんか?皆さまのご来店を心おりお待ちしております!