S&S / INFORMATION Jun 6, 2026
Text:Ueno Yuto
デニムといえば洋服好きな方はもちろん、そうでない方にも馴染みの深いアイテムかと思いますが、やっぱりPORTER CLASSICの作るデニムは最高だなと思わせてくれるシリーズが今季も登場。過去に同ブランドのデニムは紹介していますが、今一度ご紹介させていただきます。
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こんにちは、スタッフ上埜です。唐突ですが、デニムと聞くと「カジュアルすぎる」そんなイメージを持たれている方も多いのではないでしょうか。もちろん、元々は作業着なのですからごもっともですが、今回ご紹介するPORTER CLASSICのデニムは、そんなイメージとは少し違います。朝起きて近所の喫茶店へ向かう。そんな何気ない日常の中で、自然と手が伸びる。カジュアルでありながら日常を支えてくれる一着です。ぜひ最後までご覧ください。

なぜBREAKFASTなのか

ブランドから明確な説明がされているわけではありませんが、このシリーズに触れ、実際に着用していくと、その名前の意味がなんとなく伝わってきます。これは個人的解釈になりますが、気負わず、力まず、自然体で、まるで朝食を食べに行くような感覚で着られるデニム。そんな存在であることを表すために名付けられたのではないでしょうか。

着心地の良さ

一般的なブランドやヴィンテージで作られているデニムは12〜15オンス程度のものが多いのですが、こちらは9.6オンス。だからこそ、見た目から想像するような重さはなく、非常に軽やかな着心地です。

デニムらしい表情はしっかりと残しながらも、着用感はシャツやライトアウターに近い感覚。PORTER CLASSICが好きな方がよく口にする、「着ていることを忘れるような着心地」それがデニムでも表現されたような一着です。

また、一般的なデニムは縦糸に藍色、横糸に生成りを用いますが、本シリーズでは横糸にくすんだグレーを採用しています。そうすることでコントラストをあえて抑え、色味に奥行きを持たせながら、柔らかく淡いトーンを表現しています。さらに、ネップと呼ばれる糸の不均一な表情も特徴的。その素材感と色味が合わさることで、新品でありながら、どこか古いワークウェアのような空気感を纏っています。

このシリーズの楽しみ方は、濃紺のデニムをじっくり育てていく感覚とは少し異なります。すでに長い時間を経過した洋服のような程よいヴィンテージ加工がもたらしてくれるのは、まるでずっと昔から自分のクルーゼットで出番を待っていたかのような安心感と普段のワードローブに寄り添ってくれる自然な優しさです。この加工具合、さし加減こそ古き良きものを知り尽くしたPORTER CLASSICらしさではないかと考えています。

頑張らなくていいモノ

過去にブログでも書いたような気がしますが、過去、私は大のデニム嫌いでした。理由は単純で着る時に少し気合いが必要だったからです。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、幼少期からゆったりとしたサイズ感で楽な服ばかり着ていた私にとって、デニムはどこか窮屈で、長時間着ていると疲れてしまうものでした。だから自然と手が伸びなくなり、着用回数も減っていったのです。

そんな価値観を大きく変えてくれたのが、PC DENIMでした。初めて着用したときのストレスフリーな着用感に衝撃を受けたことを今でも鮮明に覚えています。このBREAKFASTシリーズも、まさにそんなブランドらしさを体現したシリーズです。

それでいてしっかりと存在感があり、コーディネートの主役になってくれる。だからこそ、気付けば何度も手が伸びてしまうのだと思います。”育てる”ではなく、”一緒に過ごす”デニム。このシリーズを表現するにはピッタリな言葉な気がします。気になった方は、ぜひ店頭で一度手に取ってみてください。

みなさまのご来店を心よりお待ちしております!

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この記事を書いたひと
上埜 勇登Ueno Yuto | sas_yuto
2000年生まれ。洋服好きが高じて2023年よりSLOW&STEADYスタッフに。洋服と向き合いつつ日々勉強中。
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