2019年11月。徳島のセレクトショップ SLOW&STEADY にて2日間に渡り開催された『FRANK LEDER POP UP STORE』
その際にご来店いただいた Frank Leder ご本人に、インタビューをお願いしたところ、快く応じていただきました。
FRANK LEDER を愛する全ての方へ、お届けいたします。
Interviewer:Okazaki|SLOW&STEADY
Translate:Hasegawa|MACH55
Photo:Nozomi Okamoto
Date:2019/11/8
まだ、あの日の余韻から、抜け切れていません。
イベント期間中、そしてイベント後の懇親会では、フランクを中心にした「緊張」と「喜び」が入り混じった空気が印象的でした。その空気を笑い声が終始包み、古くから知るお客さんの、今まで見たことのない表情をたくさん見ることもできました。
懇親会の席でフランクが「徳島は自分の故郷みたいだ」とこぼしたことが、僕にとってこの上なく嬉しかった。 イベントを終えてしばらく経った今も、自らの洋服を説明するフランクの無邪気でまっすぐな表情が、鮮明に心に残っています。
あの屈託のない表情は、自分が心底作りたいものを作っているからこそ、できるんじゃないだろうか。
「自分はファッションをやっているつもりはないんだ」という彼の言葉が、僕自身ずっとフランクリーダーの洋服に対して感じていたことを、ご本人から答え合わせいただいたような瞬間に感じました。
そんな時、洋服を好きでよかった、と心から思います。
洋服を好きな人とは、歳や性別、国すら関係なく共に笑顔になれて、古い友人のようにお酒を酌み交わせる。
こんな素晴らしいことはありません。
改めてあの場にお越しいただいた多くの皆様、長谷川さん、そしてフランク、素晴らしい時間をありがとうございました!
SLOW&STEADY 岡崎