こんにちは、スタッフの上埜です。
皆さま、お待たせいたしました。毎シーズン楽しみにしてくださっている方も多い、年2回の恒例行事とも言えるFRANK LEDER 2026 SS アイテムが今季も無事、全量入荷いたしました。店頭に並び始めてからというもの、今回もまたFRANK LEDERらしい独自の空気感を感じさせるラインナップだなと実感しています。特に今季の気合いの入り方は圧巻と言いますか、例年の2倍くらいの物量を準備させていただいております!
そこで今回は、2026SSコレクションの中からスタッフそれぞれが選んだおすすめアイテムを3点、ご紹介させていただきます。ぜひご一読ください!
【FRANK LEDER】WASHED PIGMENT DYED COTTON SERIES


今回私がおすすめするのはWASHED PIGMENT DYED COTTONシリーズのジップアップシャツジャケットと3/4ベルテッドパンツです。今季登場した新型のアイテムになります。
生地は肌離れが良く、適度なドライタッチが特徴。長年FRANK LEDERをご覧いただいている方なら、トリプルウォッシュドコットンに近い素材といえば伝わりやすいでしょうか。ただ今回はリネンが20%混紡しているため、より軽さと通気性を感じられる仕上がりになっています。コットンの柔らかさの中に、リネン特有の少し粗さのある質感が加わることで、より春夏らしい清涼感のある表情になっているのも魅力です。





シルエットは上下ともに新型。トップスはジップアップ仕様となっており、シャツというよりは軽いジャケットに近い感覚で着られる一着です。真夏でも羽織れる軽さがあり、ボタンシャツよりも着脱がスムーズなのも実用的なポイント。

パンツは8分丈設定に共地のベルトが付属する仕様。ゆとりを持たせたシルエットでしっかりと風が抜け、暑い時期でも快適に着用できます。トップス同様、着用時のストレスが少なく、それでいてシンプルになりがちな夏のスタイリングの中で、共地ベルトが程よいアクセントになってくれます。
機能性とデザインのバランスがとても良いシリーズだと思います。
少し余談にはなりますが、現在FRANK LEDERの生産は生地集めから工場の選定までヨーロッパ各地に渡りますが、そうして作られたアイテムは全量日本国内に届いております。
そういった現状を踏まえ、今回のコレクションを見て感じたのは、日本の気候に対する意識の高さでした。ここ数シーズンと比べても明らかに通気性の高い素材が増え、サイズ感もわずかに余裕が出ています。軽く羽織れるアイテムの充実や、日本特有の湿度の高い夏でも着やすい設計を見ると、日本のマーケットをしっかり意識しているのだろうと感じました。今回ご紹介した新型は、その流れを象徴するような存在だと思います。
これまでのFRANK LEDERとは少し違うアプローチ。それでいてブランドの根底にある空気感は変わらない。この絶妙なバランスもまた、FRANK LEDERの面白さなのかもしれません。
これからの季節に間違いなく活躍するアイテムです。ぜひ店頭でもご覧いただければと思います。
【FRANK LEDER】BABY GOAT LEATHER SHIRT



過去継続してリリースされているこのシリーズですが、今年は初めてブラックが登場しました。しかも今回は、ボックスシルエットのレギュラータイプということもあり、これまで以上に汎用性の高い一着に仕上がっています。私自身、過去作も含めると今回で3着目の購入となりました。世界的に革製品の価格高騰が続くなかで、この一着も決して気軽に手を伸ばせる価格ではありません。正直、値札だけを見れば躊躇してしまう方も多いと思います。


しかし、生後1年以内で、さまざまな理由から生きることができなかった子山羊の革のみを使用し、それをフルベジタブルタンニンという最も古典的な製法で時間をかけて鞣していく。その背景まで含めて考えると、この価格にも納得せざるを得ません。大量生産や効率化が優先される時代だからこそ、素材にしっかりとした背景があり、時間と手間を惜しまず作られたものは、むしろ強く輝いて見えます。

この革は、着始めた瞬間から完成されているわけではありません。日々袖を通し、擦れや皺が刻まれ、艶が増していくことで、その人だけの表情へと育っていきます。そういう意味では、これは単なるレザージャケットではなく、時間をかけて育てていく日常着なのだと思います。私にとっても、季節を問わずつい手に取ってしまう、まさに至高の日常着です。
【FRANK LEDER】VINTAGE FARMERS LINEN STRIPE JACKET + CINCH BACK



元々、僕はワーク系の服が大好きで、クローゼットにはタフな生地感のものが並んでいます。そんな僕が今回、ひと目で心を奪われたのがこの「ストライプ」でした。ストライプと言っても、どこか懐かしく、力強い。まるでヴィンテージのワークウェアで見かけるような佇まい。リネン100%でありながら、フランクリーダーらしい重厚な質感は、僕のようなワークウェア好きにはたまらない安心感があります。




実は僕、ストライプの服を買うのはこれが初めてなんです。今まで少し敬遠していたところもあったのですが、このジャケットの「線の太さ」や「掠れたようなブルー」を見た時、スッと自分の中に馴染む感覚がありました。背中に配された「シンチバック」のディティールも、ワーク好きの心をくすぐるポイント。
「新しいけれど、自分のルーツにも繋がっている」。
そんな一着に出会えたことが、今シーズンの僕にとっての大きな収穫でした。そして、語らずにはいられないのが「ボタン」です。フランクリーダーの服を手に取る時、僕はいつもボタンをじっと眺めてしまいます。デッドストックの貴重なボタン。一つ一つ表情が異なり、まるでこのジャケットが歩んできた歴史を封じ込めているかのようです。
まとめ
FRANK LEDER 2026SSは、これまでブランドが大切にしてきた背景や空気感を保ちながらも、より軽やかで実用性に重きを置いたシーズンに仕上がっています。素材使いや加工による奥行きはそのままに、通気性や着心地、サイズバランスといった部分に変化が見られ、日本の気候や日常に自然と馴染むラインナップが揃いました。
“特別な一着”でありながら、“日常着として成立する服”。そのバランスこそが、FRANK LEDERを象徴しているように感じます。
店頭ではすでに動きも見られていますので、気になる方はぜひお早めにご覧ください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております!
