S&S / INFORMATION May 30, 2026
Text:Ueno Yuto
暑くなり、服装が単調になりやすくなってきがちかと思いますが、僕がそんな時に決まって手に取るのがFRANK LEDER。今回紹介するアイテムも例に漏れず、つい手に取ってしまいたくなる夏の主役です。
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こんにちは、スタッフ上埜です。

一気に気温が上がり、「本当にまだ5月なのか?」と思ってしまうような日が続いており、何を着るか悩ましい季節。どうしても服装は軽くなり、スタイリングも単調になりがちです。そんな時期になるといつも、僕が自然と手に取るのが FRANK LEDER の洋服です。理由は単純明快なのですが、FRANK LEDERの洋服が持つ迫力のある生地感や独特のパターンワークは、一着取り入れるだけでしっかりと存在感を生み出してくれます。軽装になりやすい季節だからこそ、その魅力がより際立つように感じます。

今回ご紹介するのは、そんなFRANK LEDERらしさを存分に感じられるシリーズです。ぜひご一読ください。

WASHED ORGANIC COTTON SERIES

このアイテムに使用されているのは、その名の通り洗いを施したオーガニックコットン。パリッと整った生地というよりも、ハリを残しつつも最初から少し着込まれたような柔らかさと、空気を含んだような表情が特徴的な生地となっています。

春夏にはそぐわないような一見重さのある色味とトーン。それなのにも関わらず非常に薄手で真夏でも問題なく着用可能な生地感。この軽さのなかにも確かな存在感を生み出しているバランスが冒頭で話した軽装時のコーディネートにおける重みにつながると僕は思っています。

洗いによって生まれる自然なシワやわずかに褪せたような色合いは、どこか古いワークウェアやミリタリーウェアを思わせます。”整いすぎていない” 重みのある表情はまさに FRANK LEDER らしさを感じます。そんな素晴らしい生地を使ったシリーズをアイテムごとにご紹介いたします。

WASHED ORGANIC COTTON OPEN COLLAR SHIRT JACKET + SIDE POCKETS

まずご紹介したいのが、オープンカラーシャツジャケット。

その名の通りオープンカラーシャツをベースに、ややタイトで、程よい長さに設定された着丈や、両サイドに施されたポケットからも、シャツとジャケット両方の要素を併せ持つアイテムです。そのため前を閉じてシャツのように着るのはもちろん、前を開けて羽織として着ても成立します。

スマートなVゾーンは、オープンカラー特有のリラックス感がありながらも品の良さを感じさせる仕上がり。この絶妙なパターンワークこそFRANK LEDERの真髄とも言えると思います。

WASHED ORGANIC COTTON ZIP UP JACKET + SIDE POCKETS

こちらは定番的にリリースされているジップアップジャケット。

ブルゾンタイプで、シャツジャケットに比べると少しスポーティな印象です。ボタンのないジップアップ仕様のシンプルなジャケットは本来であればもっと軽く見えがちなデザインですが、この生地が持つ雰囲気が程よい説得力を加えてくれることで、不思議と落ち着いた存在感を纏っています。

WASHED ORGANIC COTTON WIDE DRAWSTRING SHORT TROUSERS

続いて、同素材のワイドショーツ。

ゆったりとしたワイドシルエットですが、生地の柔らかさによって自然な落ち感が生まれ、ボリュームが出過ぎません。ウエストはドローコード仕様で気軽に穿けるリラックス感がありながら、生地そのものの存在感によってショーツ特有の軽さや幼さを感じさせません。

夏はサンダルとの相性も抜群ですが、個人的にはぜひブーツと合わせていただきたい一本です。「ショーツとブーツ」一見すると意外な組み合わせかもしれませんが、実際に試していただくとそのバランスの良さに驚くはずです。

セットアップという提案

そして今回、ぜひおすすめしたいのがセットアップでの着用です。セットアップというと少し構えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、これはあくまで日常着としてのセットアップ。ショーツの持つ抜け感と、シャツやブルゾンの持つ存在感。そのバランスが非常に絶妙です。

それぞれ単体でも十分魅力的ですが、セットで着た時にしか生まれない空気感があります。暑いから重ね着はしたくない。でも、ただ楽なだけでは少し物足りない。そんな方にこそおすすめしたい組み合わせです。

伝統と革新

先日、『プラダを着た悪魔2』を観てきました。

内容には触れませんが、作品全体を通して印象的だったのは「伝統と革新」というテーマだと感じました。ファッションは文化であり、芸術であり、そして同時にビジネスでもあります。だからこそ、変わるべき部分と守るべき部分の両方が存在するのだと思います。

それは映画の中のラグジュアリーブランドだけではなく、僕たちのような地方のセレクトショップにも共通することかもしれません。FRANK LEDER もまた例外ではなく、ドイツの歴史や文化を背景にしながらも、時代との流れを汲み取っているブランドです。

しかし、流行に迎合するのではなく、自分が信じる価値を丁寧に積み重ねていく。だからこそ、何年経っても色褪せない魅力があるのだと思います。今回ご紹介したシリーズにも、そんなFRANK LEDERらしい姿勢がしっかりと表れていました。軽装になるこれからの季節だからこそ、その魅力はより強く感じられるはずです。ぜひ店頭にて、実際に袖を通してみてください。

皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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この記事を書いたひと
上埜 勇登Ueno Yuto | sas_yuto
2000年生まれ。洋服好きが高じて2023年よりSLOW&STEADYスタッフに。洋服と向き合いつつ日々勉強中。
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