こんにちは、スタッフ上埜です。
今回は、KLASICAのデザイナー河村さん直々に「SLOW&STEADYのスタイルに合うと思うから、ぜひ!」とお声掛けいただき、入荷させていただいたパンツをご紹介します。さすが当店オーナーと長いお付き合いの河村さん。そう断言できるほど、スタッフ陣も絶賛した一本です。ぜひ最後までご一読ください。
KLASICA FRANK-TWO




FIFTY-TWOという名の通り、ヴィンテージのフランス軍M52チノパンツをベースに製作されたモデル。
太めのウエストに短めのレングスという、ややアンバランスなサイズ16をベースに、緩やかなテーパードをかけたシルエット。しっかりと太さはありながらも、ウエストから裾へと美しく落ちていくため、野暮ったさを感じさせないまさに絶妙なバランス。ハイウエスト(腰ではなく、おへそ辺り)で穿いていただくと、全体のラインがより綺麗に落ち、一層美しいシルエットが生まれます。ヒップポケットはバランスを見てやや低めの位置に配置。正面はもちろん、横や後ろから見たときのシルエットも抜群です。
これはパンツに限った話ではありませんが、人から見られる角度は正面よりも、横や斜めが圧倒的に多いもの。だからこそ、その角度でどう映るかは思っている以上に重要です。その点、このパンツは文句なしの完成度。



素材には、糸の毛羽立ちを抑え、強度と滑らかさを高めたコンパクト紡績のコットンを使用し、それを高密度で織り上げたチノクロスです。程よい厚みで通年活躍できる生地。ガシガシ穿けるタフさがありながら、しっかりとしたハリと光沢も持ち合わせているため、上品さも感じさせます。
はじめはセンタープレス入りで、より品のあるな印象。着用と洗いを重ねることでプレスは徐々に消え、カジュアルな表情へと変化します。品良く穿きたい方はプレスをキープ。ラフに穿き込みたい方は洗いざらしで。お好みで楽しんでいただけます。プレスを入れる際は、ウエスト内側のタックを基準に中央で折ると綺麗に入りやすいので、ぜひ参考にしてみてください。
未洗いの生地のため、水を通すと約2%(1.5〜2cm程度)の縮みが発生します。サイズ選びの際はご考慮ください。また、未洗いの段階ではやや埃が付きやすい質感です。お出かけ前に洋服ブラシで軽く整えてあげるのがおすすめ。個人的には、そんなひと手間すら愛おしく思える一本です。
まとめ


洋服を好きになって6年。まだまだ勉強中とは言いつつも、気づけばクローゼットの黒パンツ比率は着実に上昇しています。友人や家族には
「そんなに黒のパンツいる?」
と言われることもありますが、素材やシルエットが違えば別物。個人的には、まだまだこれからと思っております。そんなわけで、このパンツも入荷後すぐに購入。結果、他の黒パンツはしばらくお休み中。それほどまでにヘビーローテーションしています。購入から1週間ほど、ほぼ毎日穿いては洗いを繰り返していますが、とにかく調子がいい。タフでありながら品もあり、合わせるトップスを選ばない万能なシルエット。そして河村さんのお言葉通り、当店の洋服と合わせたときの美しさは格別。まさにSLOW&STEADYのスタイルに抜群にマッチする一本です。
もともと僕はワイドパンツが好きで、PORTER CLASSICやKLASICAが作る、ゆったりとして短いレングスのシルエットに感動し、当店に通い始めた人間です。初めて出会ったとき、「自分の理想としていたパンツが形になっている」と衝撃を受けたのを今でも覚えています。だからこそ、この一本にはどこか懐かしさも感じる。新鮮さと原点回帰。その両方を感じさせてくれるパンツです。
やや話が逸れましたが、黒パンをすでにたくさんお持ちの方にも、まだ一本もお持ちでない方にも自信を持っておすすめできる一本です。気になった方は、ぜひ店頭でお試しください。皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

