S&S / BLOG Oct 28, 2022
Text:OKAZAKI MASAHIRO
オリジナルブランドPainted Blankの新作がリリースとなりました。 改めてご紹介するとともに、県外から温かいお便りをいただきましたのでご紹介します。
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本日より、Painted Blankの新作 “Kelly” が販売開始となりました。
商品のリリースまでのプロセスは過去のブログにてご確認ください。

アンデスの笑顔に会いたくて。私が作るセーターの話。(前編)

アンデスの笑顔に会いたくて。私が作るセーターの話。(後編)

アンデスの空とアルパカ。私が作ったニットの話。

:商品説明

Painted Blank5作目は前作(Kimberly) と同時進行で制作していた ブランド初となる海外生産を行ったリブ編みのタートルニットです。 性別を越えて長く使っていただける製品でありたいと考え、 ざっくりとしたやや余裕のあるシルエットでありながら持て余すことのないバランスを 突き詰めました。 制作には2年を費やしましたが、 試行錯誤のおかげで理想的なタートルニットが完成しました。

アンデス山脈の雄大な大地で育った極上の素材を思う存分堪能ください。
 
ペルー国内で生産している工場の大半は大量生産で効率的に生産可能な自動編み機で作られています。今回のアイテムのように最初から最後まで人の手によって手編みで仕上げている製品は、風合いや触れたときの感触が自動編み機で仕上げられたモノとは全く異なります。

アルパカの毛は羊や他の毛と比べてかなりクセが強く、同じ縫製、同じ仕様で生産しても1枚1枚必ずサイズが違ってきます。
数センチの誤差を熟練のアイロン職人がメジャーで図りながらゆっくりと時間をかけて長年の経験と技術でアイロンを使い修正していきます。 言い換えれば、腕のいいアイロン職人がいなければ、クセの強いアルパカの手編みで仕上げることができないのです。 

世界屈指の高品質なアルパカ素材と手編みの温かさに加え、毛糸の一本一本にまで込めた当店の熱量を肌で感じてもらえらたら嬉しいです。

:お便りをご紹介します

実際にお会いしたことはない県外のお客様ですが、少し前にリリースしたシャツからブランドのファンになってくださった方から温かい感想をいただきましたのでご紹介します。

ちなみに今回リリースしたKellyも真っ先にご注文いただきました。

TONYは今まで着てきたTシャツとは手に持った感じが違って驚きました。しとぉっと、潤い、のようなものを感じました。それでいて、いざ着るときに見えた裾の縫製の綺麗さや頑丈さに1回着るのを止めて、観察して。また袖リブも安心感があって着用したときは心地よくて、このまま仕事着にしちゃおうか悩むくらいでした。

首の開きもここまでちょうどいい開きってあるのかって思いました。普段はvintageやしっかり首のつまったものを選んで、それがよれてきてかっこいいなぁっていう価値観で生きてきました。


TONYは一つ僕のTシャツへの考え方に新しい風を吹き込んでくれました。Kimberlyに関してはもうこれ着てフランクリーダーのジャーマンレザー2Bジャケットがあればいいんじゃないかと思いました。


個人的にニットは好きで特にvintageの厚手のものを多く、土地柄寒いところなので所有して着まわしていますが、他のニットに申し訳なくなるくらい着用頻度が変わると思います。


どんな経年変化をしていくのかも楽しみですが、一緒に年齢を重ねていける洋服と出会えてうれしいです。

今後ともよろしくお願い致します。 

H様より

:小さく強く

こうやって製品に対しての生の声が届くような、濃いファン作りを可能とする小さく強い伝え方。
これからも当店らしいやり方を突き詰めて行こうと思う。
皆様、これからもよろしくお願いいたします。

.A LOT OF DOTS..BECOME A STRONG LINE…SLOW&STEADY…..

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この記事を書いたひと
岡崎 昌弘OKAZAKI MASAHIRO | at_slowandsteady
1981年生まれ SLOW&STEADY 代表。18歳の時より地元の古着屋へ勤務。その後同じく県内のセレクトショップ勤務を経て2013年「SLOW&STEADY」をオープンさせる。ブログとは別で文章形SNS『NOTE』にて洋服にまつわる記事を毎日更新しています。 『NOTE』 https://note.com/slwanstdy
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