S&S / INFORMATION Mar 7, 2026
Text:Ueno Yuto
続々と春夏アイテムが入荷しており店内が目まぐるしいこの時期。個人的に楽しみにしていたアイテムが入荷したのでご紹介いたします。
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こんにちは、上埜です。
3月に入りましたね。気温もぐっと上がり、少しずつ春の気配を感じるようになってきました。店内にも続々と春夏アイテムが入荷しています。その中でも、今季の立ち上がりを告げるように入荷してきたのが PORTER CLASSIC。春夏にぴったりの生地を使用したアイテムが多数届いています。

【PORTER CLASSIC】TROPICAL シリーズ

ポータークラシック2026SSコレクションの中でも、個人的に特に楽しみにしていたトロピカルシリーズが店頭に並びました。既に今季の目玉になりそうな気配を、ひしひしと感じています。

素材は表地にサマーウール、裏地にはキュプラを100%使用。

サマーウールは、繊維内部に水分を取り込む力が非常に高い天然繊維で、吸湿性に優れているのが特徴です。またウール特有の縮れ構造(クリンプ)によって繊維同士の間に空気の層が生まれるため、熱がこもりにくい。まさに夏に適した素材と言えます。サマーウールにもいくつか種類がありますが、その中でも代表的なのがトロピカルウール。名前の通り、熱帯地域でも着用できることを想定して作られた生地で、織り構造がシンプルなため通気性に優れています。夏用スーツなどでもよく使用される素材です。さらに、PORTER CLASSICのトロピカルシリーズに使われているウールは、一般的なトロピカルウールとは少しニュアンスが異なります。

通常のトロピカルウールは細番手で織られ、ツルッとした光沢感が特徴。スーツ地としても使われるだけあって、上品な印象の強い生地です。しかしPORTER CLASSICは、あえて太番手の糸を使用し、甘織りで仕上げています。そのため、生地には光沢と品がありながらほんの少しワークウェアのような表情も見られます。そのため、ウールでありながら洗濯機でガシガシ洗っていただけます。洗いをかけることで程よくシワが残り、より生地に奥行きが生まれ格好良く仕上がります。強度もしっかりしているので、気負わずラフに着ていただけるのも魅力です。

裏地にキュプラを使用しているのも嬉しいポイント。滑りの良さはもちろん、吸湿性も非常に優れており(ポリエステルの約10倍とも言われています)、脱ぎ着の際のストレスもほとんど感じません。少し豆知識ですが、キュプラは日本が世界でほぼ唯一の大規模生産国。キュプラはコットンの種の周りにある産毛(コットンリンター)を原料として作られており、本来廃棄されるはずだった素材を再利用した再生繊維でもあります。まさにメイド・イン・ジャパン。日本の技術力には改めて感心させられます。

この極上の生地2種にポータークラシックらしいゆったりとしたシルエットも相まって、真夏でもかなり快適に過ごせそうですね。

クラシックなシルエットのジャケットとトラウザーズ、そしてウエストゴムと内紐仕様のイージーパンツ。どのモデルも非常に完成度が高く、甲乙つけがたいラインナップです。個人的に特に気になっているのはイージーパンツ。程よくテーパードが効いたシルエットに、絶妙なレングス。生地も相まってかなり好みです。

暑い季節でもストレスなく着られて、それでいてしっかり雰囲気もある。PORTER CLASSICらしい夏服に仕上がっていると思います。これからの季節に向けて、ぜひ一度店頭でご覧いただきたいシリーズ。気になった方はぜひ店頭まで!
みなさまのご来店を心よりお待ちしております。

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この記事を書いたひと
上埜 勇登Ueno Yuto | sas_yuto
2000年生まれ。洋服好きが高じて2023年よりSLOW&STEADYスタッフに。洋服と向き合いつつ日々勉強中。
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