こんにちは、スタッフ上埜です。
先週に引き続きPORTER CLASSICの新作が入荷しております。店頭に並ぶ洋服が毎週のように移り変わるこの季節。この時期特有の慌ただしさと、それに伴って変化していく店内の空気感は、何年経験していてもやはり高揚感があります。
今回ご紹介するアイテムに関しては撮影が間に合っていないのですが、既に完売間近ということもあり、撮影時には残っていない可能性が非常に高いと判断しましたので、今回は携帯で撮影した写真となりますので伝わりづらい部分はあると思いますがご了承ください。
【PORTER CLASSIC】SUMMER CHINOS GENE KELLY PANTS



一見すると大きな変化はないように見えますが、実は今回の定番チノは生地がアップデートされています。素材にはこれまで同様、最高級のスーピマコットンを使用。変化したのはその素材の織り方。織りを従来の単糸左綾から逆三子右綾へ変更し、高密度で織ることでより滑らかで上品な質感へと進化しています。少し専門用語が多くなってしまいましたが、簡潔に言うと ”チノの持つラフさはそのままに、より品のある表情へと進化した生地” そんな印象です。
さらに裏面にはピーチ加工(桃の表面のような微起毛加工)を施しており、履き心地も向上しています。履いた瞬間に肌に触れる柔らかさはまさにポータークラシックらしい魅力です。
このチノシリーズは例年複数モデル展開されていますが、今回当店がセレクトしたのは「GENE KELLY(ジーン・ケリー)」モデル。名前の由来はアメリカの俳優でありダンサーでもあったジーン・ケリーから。個人的解釈になりますが、このモデルが追求しているのはおそらく動きやすさと品の良さの両立。
それを体現するかのように、アップデートされた上質な生地とゆとりあるシルエットが絶妙なバランスで成立しています。太めのパンツは一歩間違えると野暮ったく見えがちですが、さすがはポータークラシック。深めの股上に緩やかなテーパード。細部まで計算された設計によって、太さがありながらも美しいシルエットに仕上がっています。まるでミュージカルスターのような品の良さを感じさせながら、快適な履き心地も兼ね備えた一本。履けば思わずその場で踊り出したくなるような、そんな高揚感すら感じるアイテムです。
定番を更新し続けるということ

今回、改めて感じたのは、PORTER CLASSICというブランドの姿勢の美しさ。古き良きクラシックスタイルを単なる再現として扱うのではなく、現代の日常に自然に落とし込んでいる点です。
歴史を尊重しながらも、それをそのまま蘇らせるのではなく、今の生活の中で成立する形へ更新していく。そして、その更新は一度完成したもの、今回ご紹介したようないわゆる定番アイテムにも表れているのです。それは過去の完成度を否定するものではなく、その時代ごとに「その瞬間の完成形」を作り続けているということ。未完成を完成に近づけるアップデートではなく、完成を、さらに完成へと近づけていくアップデート。
言うなれば、飽くなき服への探究心といったところでしょうか。この探求心こそポータークラシックというブランドの魅力なのだと思います。そしてそれは当店オリジナルブランド「Painted Blank」にも通じる考え方だと感じています。現状に満足せず、常により良いものを模索し続ける姿勢。その姿勢があるからこそ、多くの方を魅了し熱中させるブランドなのだと思います。だからこそ、今回ご紹介したアイテムもまた、単なる定番ではなく「今の完成形」と言える一本なのだと思います。既にサイズ欠けが出ているカラーもございます。気になった方はぜひ店頭にてお試しください。
冒頭でも書きましたが完売間近です。皆さまお早めに!
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。
