S&S / BLOG May 12, 2019
Text:YOSHIURA KOTA
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近頃は暑かったり、寒かったりと気温の変化が激しい日が続いております。

店頭でも「こう気温が変わられたら、着るものに悩む、、、」との声も聞こえてきます。

トップスは使い勝手の良い羽織ものなどを持っていれば、出先でも調整がしやすいのですが、夏が近づくほどボトムス選びって難しくなってくる気がします。

そんなわけで今回は、比較的気候に左右されずに活躍するであろうパンツを各ブランドからピックアップしてご紹介いたします。

WORKADAY GABARDINE TROUSERS(PHIGVEL)

■JACKET:スウィングトップ “マドラスチェック”(BONCOURA)

■VEST : ワークジレ “インディゴヘリンボーン”(BONCOURA)

■PANTS : WORKADAY GABARDINE TROUSERS(PHIGVEL)

■SHOES :1990 Canadian oxford shoes (vintage)

PHIGVELのコットンギャバジン生地を用いたトラウザーは、糸の段階で強撚をかけ、肌離れの良いさらっとした履き心地。

当店では比較的細身な部類のシルエットですが、タックの入ったパンツですので、もも周りなどの気になりがちな部分は、窮屈さを感じず履いていただける一本です。

シルエット、生地、色味のどれをとっても履き回しやすいパンツになっているので、夏場に履けるベーシックな一本をお探しの方には特にオススメです。

CHARCOAL DYED FLAX TROUSERS(FRANK LEDER)

■JACKET:CHARCOAL DYED FLAX BLAZER(FRANK LEDER)

■VEST :CHACOAL DYED FLAX VEST(FRANK LEDER)

■PANTS :CHARCOAL DYED FLAX TROUSERS(FRANK LEDER)

■SHOES :1990 Canadian oxford shoes (vintage)

FRANK LEDER特有のヴィンテージを彷彿とさせる、ざらつきの強い生地感とスモーキーな発色で男心をくすぶってくるこちらのパンツ。

独自の発色は炭染めによるもの。世の中にチャコール(炭)色と名のつくものは多くあると思いますが、実際に炭を用いて染色してしまうのは数少ないでしょう。笑

見た目の重厚感はありますが、裏地の無い薄手のリネン生地のため履いていただくとかなり涼しく履けることを実感いてもらえると思います。

履いた時のルックスも個人的にどストライク。

自分の好きな男臭いパンツって、生地もガシガシしたものが多いんで(笑)真夏は我慢して履くんですが、これはその点も完備した、自分の中でも結構新鮮なパンツでした。

ベスト、ジャケットと3ピースで着ることもできますので。勝負事の際はご相談ください。笑

AFRICAN COTTON PANTS (PORTER CLASSIC)

ポータークラシックからはアフリカ地方に伝統的に伝わるインディゴ染めの生地をモチーフとしたパンツをご紹介。

ヴィンテージのデニムやモールスキンのような夏らしい淡いブルーの発色に加え、手作業による抜染によって描かれた模様が夏場のシンプルな装いに華を加えてくれます。

メンズで柄の入ったパンツって少し難しそうな印象ですが、控えめなドット柄のバランスはトップスを選びません。

個人的な印象としてはヴィンテージのペインターパンツのようなラフな男臭さ、モールスキンのような上品さ、随所の手作業による温かみをかねた、他に見ることのできないパンツです。

41KHAKI(BONCOURA)

■JACKET:INDIGO DYED + COTTON CARDIGAN(FRANK LEDER)

■INNER :POCKET TEE(PHIGVEL)

■PANTS : 41KHAKI (BONCOURA)

■SHOES :1990 Canadian oxford shoes (vintage)

言わずと知れた名作ではありますが、改めてボンクラのデニムと並ぶベーシックなアイテム、41カーキのご紹介。

詳しくは過去のブログでもご紹介しておりますが、自分自身のこのパンツも約2年ほどの着用を経て、しっかりと自分のものになってきたなぁと実感します。

ぜひとも数年単位で楽しんでいただきたいこのパンツですが、BONCOURAからも様々な生地がこの41KHAKIのシルエットでリリースされることからもわかるよう、履いた時のシルエットが絶妙なんです。

体型を選ばずに着用できるヒップ周りのゆとりや、トップスに何を持ってきても上品に仕上がるバランスはさすがです。

まとめ

冒頭でも述べたように、今時期は気候の変動が激しいタイミングです。

特に昼間はショートパンツでもいけそうな日でも夜はグッと冷えるといった日も続いておりますので、パンツをお探しの方はまずは今時期から真夏をすぎても使えそうなフルレングスのアイテムを揃えておくというのもいいのではないでしょうか。

冬向けのウールなどのパンツを梅雨〜夏に履くことは難しいですが。春夏のコットンパンツなんかは意外と真冬以外は着用することができます。

当店の服はブランドに限らず、数年先も着ることのできるアイテムばかりだと自負しておりますので特にパンツの種類が揃ってないという方には、数日先の気候に左右されずに、じっくりとお付き合いただける洋服をご提案させていただきたいと思います。

この記事を書いたひと
吉浦 康太YOSHIURA KOTA | sas_yoshiura
1995年生まれ。2017年春より「SLOW&STEADY」で勤務をスタート。靴磨きが大好き。
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