時代を越え、そして世代を越えて愛されるデニムジャケット。今回の『BONCOURA(ボンクラ)』”デニムGジャン”も発売からまだ1年と少々ですが、次の世代へと受け継がれるような存在感をすでに感じさせます。
細やかなディテールに裏打ちされた、遠い将来を見据えたこだわりの数々をご紹介いたします。
『BONCOURA(ボンクラ)』”デニムGジャン”
まず、ベースとなるのはリーバイスの通称「サードタイプ」のデニムジャケット。その中でも限られた年数しか生産していなかった希少な「558XX」になります。
当然、ただのレプリカではなく、現代のファッションでも通用するようにと『BONCOURA』流に新しくモデュファイされています。サードタイプを含め、リーバイスのデニムジャケットはボックス型をしていますが、こちらは従来のサードタイプよりも、少し細身で、着丈も長めに設定されているのが特徴です。
生地には『BONCOURA』を代表するデニムパンツと同じものを使用。『BONCOURA』のデニムパンツを履いている方で、デニムジャケットをまだお持ちでない方は、同様の生地と聞くだけできっとワクワクするはず。
一足お先に、感想を書かせていただくなら、『BONCOURA』”デニムGジャン”と日々を共にして、徐々に色落ちしていくさまを見ていると、個人的には高ぶる気持ちを抑えられずにいられません。
そして(上の写真で伝わるでしょうか…)1960年代のデニムによく見られる、洗うたびに生まれる生地の毛羽立ちもしっかり踏襲。毛羽立ちが残るのは品質の良いデニムの証でありしっかり生地が生きている証拠。ここにも、当時のディテールをとことん突き詰めた『BONCOURA』の答えがしっかりと反映されています。
また、長く着用できるようオリジナル同様のタフさを追求し、生地が重なり分厚くなる部分には、しっかりと「チェーンステッチ」が施されています。
当店のブログではもうおなじみのセリフですが、もちろんボタンも『BONCOURA』オリジナル。(現在店頭に並ぶ”デニムGジャン”のボタンはデザインが少し変更されています)
時代を駆け巡ってきたヴィンテージのデニムジャケットは、一言では言い表せないような強烈なインパクトを放つ、独特の空気感が存在します。
そんな多くの人たちを惹きつけて止まない魅力が『BONCOURA』”デニムGジャン”にもぎっしりと凝縮されており、手放すことのできない相棒になることは間違いありません。
これから何十年先も見据えて着られるジャケットをお探しのあなたに、ぜひおすすめしたい一着です。