S&S / BLOG Sep 24, 2023
Text:Ueno Yuto
PORTER CLASSICよりSTEINBECK DENIM VINTAGE CUSTUMシリーズが入荷いたしました。コーディネートにメリハリを加えてくれるスグレモノにですので、是非チェックしてみてください!
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いきなりですが、皆様「ダメージデニム」の印象ってどうでしょう?

無骨なカッコよさがあり、コーディネートにワンアクセントを加えてくれるアイテムではありますが、人によっては「カジュアルすぎる」「着こなすのが難しい」などの印象を持たれている方も少なくないのでは…。

僕も正直なところ苦手な印象を持っていました。というのも、若さ故か子どもっぽく見られてしまう(僕が童顔なのもありますが…)、チャラく見られてしまうというのがネックで、今まであまり挑戦してこなかったアイテムなんです。

ですが、今回ご紹介するPORTER CLASSICの”STEINBECK DENIM VINTAGE CUSTUM シリーズ”はそんな僕の偏見的印象を吹き飛ばすほど刺さったアイテムになります。ダメージデニムがお好きな方はもちろん、苦手な印象を持たれている方にも自信をもってオススメできる万能アイテムですので是非、一読していただければと思います。

STEINBECK DENIM VINTAGE CUSTUM シリーズ

今回ご紹介するのはこちらの2型になります。画像1枚目が裾にかけてテーパードが強くかかった樽型シルエットタイプ、画像2枚目が裾までワイドなシルエットのペインタータイプになります。タイプごとにダメージ加工の場所や大きさなどもやや異なります。

このシリーズですが、入荷直後からグッと引き込まれる魅力を感じていました。その直感は正しく、試着してみてさらに魅了されたのはいうまでもありませんが、「ダメージデニム」に苦手な印象を持っていた僕がなぜ魅力を感じたのか?これを自分なりに分析してみました。

リアルビンテージのような表情

1つ目はリアルビンテージのような表情であることが挙げられます。両タイプとも派手な加工を施しつつ、綺麗なタテの色落ちや粗野な糸で織られたヴィンテージ生地の風合いが全面的に表現されており、まるで何年も履いてきたデニムかのような表情に仕上がっております。また、生地の質感も絶妙で始めからコシが抜けた柔らかい履き心地となっております。

このように、リアルヴィンテージのような質感を完全に再現することで安っぽく見えず、「カジュアルなアイテムなんだけど、どこか高級感が漂っているダメージデニム」に仕上がっていることが魅了されたポイントかと思います。

遊び心のきいたデザインと絶妙なシルエット

次に挙げられるのがこの遊び心のきいたデザイン。一目見れば、この随所に散りばめられたダメージ加工には目を奪われるはず…。大きさや場所、ダメージの具合、などなどすべてが綿密に考え抜かれたポータークラシックメイドのダメージ加工は流石と言わざるを得ません。安っぽくなりすぎず、コーディネートにワンアクセントを加えてくれるデザインはまさに秀逸の一言。

このダメージ加工の秀逸さ故、トップスにシンプルなアイテムを持ってきてもコーディネートを纏め上げてくれる、一枚でも様になるアイテムに仕上がっております。

3つ目がシルエットが当店の洋服と相性が良いというところ。ワイドシルエットのデニムは若い印象を与えてしまいがちですが、そうなりすぎないように絶妙なシルエットバランスで設計されています。今ぐらいの時期なら、ロンT一枚でラフに着るもよし、シャツやベストで合わせていただくも良し、非常に使い勝手が良いアイテムとなっています。秋冬のアイテムではありますが、通年履きやすいほど良い厚さも◎

上手く着こなすコツとしては、パンツがカジュアルな分、トップスにはシンプルで上品なアイテムを持ってくること。シャツにベストは言うまでもなく、ロンTでもピッチの細いボーダーにすることでカジュアルになりすぎずコーディネートに溶け込んでくれます。その他にもテーラードタイプのジャケットやシンプルな黒やネイビーのニットなんかは相性抜群です。

コーディネートにメリハリを

今回はPORTER CLASSICの”STEINBECK DENIM VINTAGE CUSTUM シリーズ”をご紹介させていただきました。

当店としてはなかなか珍しいアイテムのご紹介でしたが、こういったアイテムがあることでコーディネートの幅って本当に広がるんです。こういった一癖あるアイテムってそれだけでコーディネートの主役になりますし、全体の印象をガラッと変えてくれる。上品で綺麗なアイテムに今回ご紹介したような土臭さが残るアイテムを持ってくることでメリハリがつき、所謂「こなれ感」を醸し出すことができます。

「ダメージデニム」に苦手意識を持っていた僕はまだまだだなと反省…(笑)

もちろん好みはあるアイテムだと思いますが、そんなのは抜きにしてお客様全員に一度はおススメしたいアイテムとなっておりますので、是非店頭にてお試しください!

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この記事を書いたひと
上埜 勇登Ueno Yuto | sas_yuto
2000年生まれ。洋服好きが高じて2023年よりSLOW&STEADYスタッフに。洋服と向き合いつつ日々勉強中。
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