Canadian oxford shoesについて
このオックスフォードシューズに関しては、以前から興味がありタイミングが会えば欲しいと思っていました。今回、デッドストックの状態で少しまとまった数が入荷しましたので改めて。
サービスシューズと言えばUS NAVYじゃないの?なぜカナダ?って思う方もいるかもしれませんが、US物に比べて革質も良く、アメリカと違ってカナダはこういったサープラス物は全て破棄するらしく、年々枯渇が進んでいるアイテムです。そういった経緯からも1990年以前のものは現時点で入手困難。少し前から個人的にヘビーローテーション中ですが、革の馴染み方も良くて履きやすく、飽きのこないベーシックなアイテムだからこそ手に入る内にご紹介したかったんです。
今回入荷したほとんどが1990年代に製造されたもの(数足入荷している2000年代のものよりややワイズが細くシャープなシルエットです)デザインもキャップトゥーの内羽式。スーツスタイルやビジネスシーン、普段履き等、かなり幅広く活躍してくれる汎用性の非常に高い一足です。
ハーフサイズ幅をもたせたサイズ表記も特徴的。理由としてアイテムの特性からなのか、中敷を入て履くのが前提として作られている為、こういった幅のある表記にしています。
同じ軍物のシューズでもUS NAVYのサービスシューズやMOTOのオックスフォードシューズに代表されるような外羽根式ブーツに比べ、この内羽根式のブーツは羽根の可動域が小さいので、外羽根に比べてやや履きづらいかもしれませんが慣れれば気になりません。羽根が内側にある分、見た目もすっきりとしていますので上品でな印象です。細めのパンツでも男臭いカーゴパンツや太めのワークパンツなんかに合わせても相性良く、基本的にボトムを選ばずに履いていただけます。
サイズ選びについて
古いものですのでサイズを自由に選べないというのはありますが、やはり内羽根式は羽部分がぴったりとくっついている方が見た目は綺麗です。ただ、試着段階からぴったりと羽根が閉じるサイズを選んでしまうとしばらく履いて革が馴染んだ際に調整が難しくなりますので、最大部分で1cm前後、羽根が開くぐらいで選んであげると良いと思います。あとは自分の足の形や履き心地を考慮し中敷を使ったりしながら微調整してみてください。
まとめ
このアイテムしかり、良質な革靴は特に定期的なメンテナンスを行えば数年、数十年と履き続けることができるものです。特に黒の短靴は一番使いやすく万能だからこそ、この機会に人と違ったこんな変化球をバリエーションに加えてみるのも悪くないと思いますよ。