S&S / BLOG May 24, 2020
Text:OKAZAKI MASAHIRO
王道ゆえの貫禄。レザーサンダルのロールスロイス。そう呼ばれる理由は履き続ければきっとわかります。
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この猫のマークに見覚えがある方も多いんじゃないでしょうか。NEW YORKのアトリエにて全ての工程をハンドメイドで作り上げるそのアイテムはレザーサンダルの “ロールスロイス” と称され、1994年にスタートしてから世界中から愛されています。

JUTTA NEUMANN “ALICE(ユッタニューマン /アリス)

ドイツ人のユッタ・ニューマンによって1994年にニューヨークで創業したハンドクラフトレザーブランド。ハンドメイドにこだわり、すべてが熟練した職人の手作業で作られるサンダルは、最高品質の革と熟練の技によって素晴らしい履き心地を提供しています。 永く履けば履くほど、自分の足のかたちに馴染み履き心地が向上するのが特徴で、世界的に有名なコレクションブランドがショーの際に使用するクオリティの高さを誇ります。

西部開拓時代にサンフランシスコの伝統的な革製法で作られた高級革【ラティーゴレザー】を使用。特徴として非常に耐久性に優れており、オイルが染み込んだその質感は自然と風合いを増していき、履くほどに持ち主に合わせて馴染みます。アーチ(土踏まず)の部分のカーブが絶妙なフィッティングを可能にし、サンダル特有の疲労感を感じさせません。

母国ドイツへのオマージュもあるのでしょうか。ソールはビルケンソールを使用しています。耐摩耗性、耐久性に優れており、常に正しい姿勢で歩行を可能にします。

質実剛健という言葉が一番しっくりくるこのサンダル。1年、2年と着用を重ねるごとに、自分のために作ってくれたんじゃないかというくらい一体感を感じられるはずです。

当店でも、今後は “夏の定番” として長く続けていこうと思っています。毎年、少しづつ成長する自分のサンダルと合わせて紹介したいけたらいいですね。

僕がこのブログで改めて書かなくてもと思うほど、”王道” と呼ばれる普遍的に愛されるブランドの一つです。なぜそこまで皆さんがこぞってこのサンダルを履くのか。それは履き込んでみればわかります。

職人魂を感じる調和のとれた美しいフォルムは唯一無二の存在感を放ち、夏のシンプルな装いに重みを加えてくれます。

この機会にぜひお試しください。

この記事を書いたひと
岡崎 昌弘OKAZAKI MASAHIRO | at_slowandsteady
1981年生まれ SLOW&STEADY 代表。18歳の時より地元の古着屋へ勤務。その後同じく県内のセレクトショップ勤務を経て2013年「SLOW&STEADY」をオープンさせる。ブログとは別で文章形SNS『NOTE』にて洋服にまつわる記事を毎日更新しています。 『NOTE』 https://note.com/slwanstdy
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