S&S / BLOG Oct 23, 2021
Text:SHUSAKU SAITO
皆様お待たせいたしました。当店を開店当初から支え続け、大黒柱といっても過言ではないFRANK LEDERの秋冬が大量入荷しました。皆様の秋冬の服装により一層充実させてくれる洋服たちですので、このBLOGを参考にご検討いただけると嬉しいです。
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FRANK LEDERというブランドは圧倒的で特別だと常に感じています。その理由は現在では入手困難な生地を使ったり、着用した時のシルエットが最高にかっこいいという事は言うまでも無く、何歳になっても感じるワクワク感ではないでしょうか。「癖あるけど気になってしょうがない」それがFRANK LEDERです。

新しい価値観を僕たちに与えてくれるブランドだからこそ僕たちを魅了させ続けてくれるのだと僕は思います。冒頭から長文となってしまいましたが、FRANK LEDER2021AWの紹介をさせていただきます。

WINE RED WOOL VEST

「FRANK LEDERRといえばまずベスト」というお声は当店でも数多く聞いています。その中でもこちらのプルオーバータイプは年齢を問わずご好評いただいています。ウール生地なのですが厚みがそこまで気にならないので、現在のような秋口の多少肌寒い気候からでも活躍できるベストです。

ネップ感が特徴的なこのアイテム。特に日光の下で見ると素材の奥ゆかさにため息が出ます。

VINTAGE FABRIC EDITION VEST (BACK POCKET)

続いて、フランクリーダーが過去10年以上使用しているVINTAGE FABRICを様々なパーツに用いて組み合わせる事によって新たな洋服を生みだすVINTAGE FABRIC EDITIONラインからリリースされているこのベスト。

落ち着いた安心感のある風合いのBROWNのウール素材と首元と袖口の明るめの同系色のコットン素材によって色だけでなく、素材の組み合わせに長けたフランクリーダーらしさのあるベストに仕上がっています。全体的なカラーリングが落ち着いているので、他の洋服とも組み合わせやすいアイテムではないでしょうか。

GREEN WOOL VEST

先程紹介した2つのベストとは異なり、裏地つきでやや厚手のこのアイテム。柔らかすぎず硬すぎず程よい塩梅の効いた一着です。

なんといっても個人的にはこのウール素材を活かした深みのある濃淡の風合いが抜群。当店でも、度々話題にでますがFRANK LEDERの洋服の発色は本当に素晴らしく、いつも僕をドキドキさせます。定番アイテムのベッドリネンとも抜群に相性が良いのも個人的にはお気に入りポイント。

ARCHIVE EDITION DETACHABLE SUSPENDER TROUSERS

実は当店の僕以外のスタッフの中では、細いパンツが大流行中。同僚ながら、履いている人を近くで見ていると気になってしまう性分なのでこちらのパンツをご紹介。サスペンダーは取り外し可能なので、お好みに合わせて着用していただけます。厚手のウール生地で、スリムタイプなので防寒対策としても申し分の無いアイテムでしょう。

写真を見て頂くとわかるように上品でスタイリッシュなシルエット。こう言ったスリムパンツは歩いている際でも、非常にシルエットが綺麗な印象があり、特にこちらは街ですれ違うと2度目してしまいそうなくらい美しいシルエットです。この冬、いつもとは違うスタイリングを開拓していくのもありかもしれませんね。

BEIGE WOOL SILK PLAIN SHIRTS

先ほどまでに紹介したアイテムにも共通する事ですが “奇抜過ぎないがしっかりと癖がある” というのが僕がFRANK LEDERを好きになった大きな要因です。今回の入荷に当たって、僕の中で最もそのイメージが強かったのがこちらの一見シンプルなベージュのシャツ。

素材はウール×シルク。ウールにシルクを混合する事で着心地が軽くなったり、静電気も発生しにくいと言った利点もあります。同系色の奥行きのあるストライプと1920〜30年代のアンティークボタンの組み合わせがたまらない一着。

どんなアウターを着ていても使えるベーシックなシャツですが、個人的には同トーンでのこんなコーディネイトが個人的にはツボです。

僕はまだまだ洋服を好きになれる

当店で、働く前までは大学生という小さくカテゴライズされた集団の中なら、恥ずかしながら自分が1番洋服が好きなのではないかと心の中でひっそりと思っていました。しかし、当店で働き初めてたくさんの洋服好きの皆さんと会話をするにあたって、自分はもしかするとそこまで洋服の事を本気で考えていなかったのではないかと感じるのです。

個人的にはFRANK LEDERは知識だけで語るのはどこか物足りないように感じます。生粋の洋服好き達と洋服について考え、語り合う事で天井知らずなのかと感じてしまうほど好きになり続けているブランドです。どのアイテムも数に限りがございますので、お早めにお問い合わせください。

この記事を書いたひと
斉藤 修作SHUSAKU SAITO | sas_saito
1996年生まれ。2021年6月よりSLOW&STEADYスタッフとして勤務。洋服全般にまつわる歴史をあれこれ探究するのが趣味。
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