S&S / BLOG Apr 21, 2024
Text:Ueno Yuto
先日、FRANK LEDER 2024SSが全量入荷いたしました!半年に一度の大イベントです。皆さま、この機会にぜひ!
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いつもありがとうございます。スタッフ勇登です。

先日、当店のメインブランドであるFRANK LEDERの2024SSアイテムが全量、入荷いたしました。毎シーズンのことですが、今年も例に漏れず、入荷当初より大賑わいを見せております。まさに半年に一度の『お祭り』といった感じです。今回のブログではその一部を生地ブロック毎にご紹介いたします。

個々のアイテムに関する詳細な情報はホームページや当店のインスタグラム等でご確認ください。

”Bernburg/Saale”

今シーズンのテーマは「自分探しの旅」

1950年代の雰囲気纏う小さな町を建築家志望の青年がただひたすらに旅する物語です。
青年は学生なのでもちろんお金はない。叔父から借りた自転車と道路地図、空腹をしのぐための釣竿だけを持ち、建築の参考になるような写真を撮っていきます。このような学生時代の旅というのは、戦後1950年代にドイツで流行したものであり、学生たちはこの旅を経て、心と知識を広げていったとされています。今回のコレクション名である「Bernburg/Saale」は青年が旅する町の名からそのまま取られています。僕もまだ学生の身なので、このテーマは凄く刺さりました。形は違えど、僕もまだ「自分探しの旅」の途中。コンセプトからグッとくるものがあります。

【TRIPLE WASHED THIN COTTON】

ここ数年継続して展開しているフランクリーダー夏の定番シリーズです。生地の状態で3回洗いにかけたコットン、シャリ感のある非常に薄く肌触りの良い素材ながら存在感も充分。真夏でも全く問題なく快適に過ごしていただけます。

【RARE CZECH VITAGE】

チェコのテーラーから譲り受けた1950年代のヴィンテージ生地が使用されたアイテムです。ヴィンテージ生地がふんだんに詰め込まれたフランクリーダーのコレクションの中でも特に貴重な生地となっております。見ると一目瞭然、納得の迫力となっております。

【WASHED OLD LINEN】

旧式の織機で織り上げた風合いの良いリネン生地が使用されたアイテム。柔らかなタッチと薄い生地は通気性も良く、着心地が抜群となっております。柔らかな生地からくるゆったりとしたシルエットは非常に美しく、360度どこから見ても惚れ惚れする仕上がりとなっております。

【DEAD STOCK MULTICOLOURED COTTON】

フランクが収集している貴重なデッドストック生地が使用されたアイテム。ハリを備えた滑らかで肌触りの良い生地となっております。多色の糸が不揃いに交錯し重厚で美しい奥行きのある表情を形成しており、春夏とは思えない重厚感のある素材です。

【STRIPED LINEN/COTTON】

今季当店のイチオシシリーズです。リネン50%とコットン50%の柔らかで温かみのある表情がなんとも言えません。着用に伴うシワなども合わせて楽しんでもらいたいです。アンティークボタンとの相性も抜群。当店は七部袖とプルオーバータイプの2種類をチョイスしています。

【WASHED STRIPED COTTON/LINEN】

コットン90% リネン10%のドライタッチな質感が特徴的なコットンリネンシリーズ。通年の着用も可能な汎用性の高い素材となっております。フランクリーダーらしいフェード感のある色合いやビンテージボタンなども相まって趣のある表情です。

【SULFUR DYED WASHED FLAX/COTTON】

フラックス (亜麻)60% とコットン40%の生地に硫化染めが施された素材はざらつきと重厚感漂う表情が特徴的。春夏というより秋冬のアイテムとしてもご紹介できるような生地感です。ヘビーローテーションで着用して経年を楽しみたい人にはおすすめです。

【BABY GOAT LEATHER】

生後半年以内の「仔山羊」の革が使用されたアイテムたち。山羊革(ゴートレザー)に比べて、革の繊維密度が細かく染色加工をするとしっかりと浸み込んで美しく発色します。傷や血管の跡などをそのまま活かした素材は、動物が生きた証というのか、独特の力強さを感じずにはいられません。まさにフランクリーダーにしか作れない存在感抜群の素材となっております。

【Generalvertretung Berlin PROJECT】

ドイツ国内で昔ながらの製法を貫きなめされた革とビンテージのドイツ軍用バックルが使われ、チェコ国境に近い地方で制作された細身のレザーベルトです。オリジナルのボックスにはランダムに6種類の絵が描かれており、これら全ては昔ながらのドイツをイメージしてデザインされています。文字に関しては今では誰も読むことができない第2次世界大戦以前に学校の手書き文字として一般的だったものです。

なぜFRANK LEDERが愛されているのか

いまや毎シーズン恒例となっているフランク祭り。当店では当たり前の光景になっていますが、必ずしも万人受けするような洋服ではありません。では、なぜ当店においてここまで愛されるブランドになっているか。それはひとえにフランクリーダーというブランドが”濃度が濃い”アイテムばかりだからだと思うのです。

”濃度が濃い”言い換えれば”簡単には分からない”という表現ができるかと思いますが、これは本当にその通りで、実際にフランクリーダーの洋服を着れば着るほど実感できます。ルックブックを見ても、ハンガーにかけられた洋服を見ても、その全貌が見えないように、手に取って実際に着てみるまで分からない。いや、正確に言えば実際に着ても全貌は見えず、着ていくごとに徐々に徐々に読み取っていく洋服って感じですね。これは洋服全般にも言えますが、フランクリーダーは特にそうだと思います。

なぜならフランクリーダーの洋服の背景には毎コレクションのテーマに沿ったメッセージがこれでもかと言わんばかりに込められているから。このメッセージを一方的に浴びる我々は皆一様に魅了されてしまうんです。これを書いている僕もその1人。4年前に初めてフランクリーダーの洋服を購入したその時から今に至るまで、魅了され続けています。その熱は衰えるところを知らず、むしろ増すばかりです。

まとめ

今回は、一風変わり、僕の思いを多く綴らせていただきました。

執筆していく中でやはり、僕はフランクリーダーの洋服が大好きなんだなと。「多くは語らない洋服」、ともすれば難解とも思われるアイテムばかりですが、それもまた僕を奮い立たせてくれる大事な要素。お客さんに魅力を伝えるうえである程度説明を行うことは大事ですが、まずは自分で着てみること。これがフランクリーダーの魅力を伝えるうえで最も大事にしている点です。着ていく中で読み取っていく、今回のテーマになぞらえて言うならば「自分探し」をしていく。これができたならフランクリーダーの魅力は十分伝わってるはず。今はそう信じて、日々フランクリーダーの洋服を着る毎日です。

少々、個人的見解かつ感情的になってしまいましたが、半年に一度のお祭り騒ぎ。皆さんもぜひ、参加してみてはいかがでしょう。

あなたのご来店をこころよりお持ちしております。

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この記事を書いたひと
上埜 勇登Ueno Yuto | sas_yuto
2000年生まれ。洋服好きが高じて2023年よりSLOW&STEADYスタッフに。洋服と向き合いつつ日々勉強中。
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