S&S / BLOG May 4, 2024
Text:Ueno Yuto
先日フレンチビンテージが再入荷しました。再入荷に際し、M-47 Cargo pantsが久しぶりに入荷いたしましたので改めてご紹介いたします!
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いつもありがとうございます。スタッフ勇登です。

春物が続々と入荷しては旅立って、入荷しては旅立って、とめまぐるしい毎日を過ごしております。そんな中、入荷後すぐに完売したフレンチチノを含め、もはや説明不要とも言えるあの名作パンツがやってきましたのでご紹介いたします。

French Army M-47 Cargo pants

1947年にフランス陸軍が採用し、1960年代頃まで作られたパンツ。今ではフレンチビンテージの代表作として人気を博しており、価格は高騰、数もかなり減ってきてるアイテムです。また、今回当店が仕入れた物はすべてデッドストックとなります。

ここ数年は販売しておりませんが、今ほど価格が高騰する随分前からこのパンツは当店で継続して販売し続けてきました。それはこのパンツの希少性を抜きにしても、計り知れない絶大なる魅力があるからなんです。

M-47 とは?

まず魅力を説明する前に、M-47には大きく分けて前期と後期2つのモデルがあるのですが、今回当店が仕入れた物は全て後期モデルとなっております。(移行期のモデルも数本ございます)前期と後期で何が違うかを軽く説明しておくと、まず素材。前期は分厚く硬いコットンツイル生地となっており、後期は程よい肉感のヘリンボーン生地となっております。

また、シルエットも前期と後期で分かれており、前期は裾までワイドなストレートシルエットに対し、後期は裾にかけてややテーパードがかかったシルエットとなっております。他にも微妙な差異はありますが大きく違うのはこの2点。専ら夏でも着用できる生地かつ、現代においても遜色ないテーパードシルエットであることから、後期モデルの方が人気が高く球数も少なくなっております。

M-47、その魅力について

M-47、その魅力とはやはりどこまでも気の利いたデザイン性でしょう。

フラップポケット、縫い目を活用したスラッシュポケット、生地を二重にして補強されたフラップや膝、裾のアジャスターに至るまで、丁寧に作りこまれたディティール、それに呼応するかのような縫製技術、まさしく名作と呼ぶにふさわしい完成度の高さです。加えて、コットン素材特有の経年変化まで楽しめますから、文句のつけようがありません。

シルエットも抜群に良く、軍モノ特有の男らしさの中に上品な美しさがあり、どことなく引かれてしまいます。特にヨーロッパ由来の洋服を扱う当店ではほぼ全ての洋服に合わせていただけます。このあたりが当店がこのパンツを愛し続ける所以に他なりません。

こういったビンテージの軍モノを購入する際に一番ネックになってくる部分がサイズ。おおまかなサイズ表記はあるにしても、作られた工場や時期、保管方法でかなり個体差があります。しかし、当店で仕入れた物は俗にいうゴールデンサイズのサイズと言えるものばかり。まさに多くの方の手に取っていただきやすくなっております。

改めて、物の価値とは

現在の状況を考えれば当店も以前のように大量に仕入れ販売することは難しいでしょう。今後5年10年と経っていけば更に手に入りづらくなっているのは間違いありません。

ただ、「希少性」や「値段」では推し量ることが出来ないほどプロダクトとしての完成度が高く、当時のフランス文化や物に対する考え方すらも垣間見えるような魅力に満ち溢れているアイテムだからこそ、誕生から70年以上たった今なお輝きを放ち、その魅力に惹かれる人が多く、入手困難な現在の状況になっているということは確かです。このアイテムについては過去のブログでもご紹介しておりますのでご確認ください。

ゴールデンウィーク後半、M-52含め、世界が認める名作をこの機会にぜひ見にいらしてください!

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この記事を書いたひと
上埜 勇登Ueno Yuto | sas_yuto
2000年生まれ。洋服好きが高じて2023年よりSLOW&STEADYスタッフに。洋服と向き合いつつ日々勉強中。
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