皆さんいつもありがとうございます。SLOW&STEADYスタッフのかわちゃんこと河見です!
今日はクリスマス。今年も残るとこわずかとなりました。あっという間に過ぎた2023年ですが、皆様の洋服ライフはいかがだったでしょうか?スタッフ勇登とそんな話をしながら、ポッドキャストの話になり僕らの「M.B.B」ってなんだろ?となったので、先週に引き続き私の「M.B.B.」をご紹介させていただきます!「M.B.B.」というのは、「My Best buy」、つまり今年購入したものの中で、これはよく着た!であったり、これには思い入れがあるというアイテムをご紹介してまいります!
こちらは、当店のPodcast「BACKYARD TO CLOSET」でオーナーの岡崎と相方のまことさんがされた企画で、その中でお二人の「M.B.B」を発表されています。こちらをチェックしてから読んでいただけるとより楽しみが増すのではないかといます!
リンクよりお聴きいただけるので、ぜひおきききください!
ということで、ここからは河見が選ぶ2023年「M.B.B.」を発表してまいります!「自分はこれかな?」と一緒に考えながら、お楽しみいただけると幸いです!
3位:CLAY(CV ver.)【KLASICA】
第3位はKLASICAの春夏アイテムであるベストです。このアイテムは今年の3月に出会ってから、ことあるごとに着用していたベストです。
こちらのアイテムは私のベストの扉を開けてくれたものです。リネンが用いられておりサラッと通気性はよいのですが、非常に重厚感を感じます。そして、ハンティングベストから着想を得たデザインは上品さを兼ね備えていて、どこに行くにも着ていくアイテムとなっていました。
このアイテムを購入する前までは、シャツだけでコーディネートを組んでいて、そのスタイルが好きだったのですが、このベストを購入してからは、コーディネートの中にベストがないと落ち着かなくなるほど、ベストの魅力に引き込んでくれました。秋冬はもちろんなのですが、夏場でもTシャツにベストトいうコーデが自分の中で定番となるきっかけをくれた洋服です。
2位:Patrick【Painted Blank】
第2位はPainted BlankのPatrickです。このパンツは言わずもがな、ではないでしょうか(笑)
こちらは当店オリジナルブランド、Painted Blankのボトムスで常連さんをはじめたくさんの方に手に取っていただけたアイテムです。
「いつの間にか手に取っている」そんなパンツで、ジンバブエコットンが使用されており、この素材の変化がとても魅力的。通年履いていただける素材であり、私個人としては夏場の活躍がすさまじかったです(笑)
履きすぎてオーナーに「やめておけ」と注意されたのはここだけのお話で…(笑)
このパンツの魅力である経年変化は常連さんとも「ここが変化したんです!」とか、「ここの白くなった部分がいいよね!」と店頭でたくさんお話させていただきました。その人、それぞれの個性や生活は異なるので、その人の個性が表れる最高にかっこいいパンツ、本当にこの1年お世話になりました。
来年も、これからもずっとお世話になるので、2本購入しておけばよかったと今これを書いている瞬間も後悔の念がよぎってしまいます(笑)
1位:1930’s French Vintage Vest 【VINTAGE ITEM】
私の第1位は10月に開催されたMOTOさんとの別注アイテム、バングルのリリースEVENT際に出会った1930年代のフレンチヴィンテージベストです。
第3位に引き続きベストがランクインしたのですが、これはKLASICAのベストが扉を開いてくれたからこそ。
イベント中、このベストを試着させてもらう前から、目線があっていたような感じがして、試着してみると案の定、これしかない、と電流のような衝撃が走ったのを今でも鮮明に記憶しています。イベント終了後MOTOのディレクターである本池良太さんにこの思いを伝えて自分の手元にやってきました。
約100年の時を超えて、やってきたベストなのですが私の体にぴったり。これ自分用に作られたのでは?と思わされるほどのジャストフィットに加え、レザーの堂々たる風格。1世紀にわたり刻まれた表情は、ヴィンテージアイテムならではの魅力です。
私はお客さんの時代から、購入するアイテムの基準としてデザインや素材はもちろんなのですが、自分の感情が動くかという点も大切だと考えています。感情を動かす洋服は身に纏うとパワーが湧いてきます。このベストを纏うときはいつも以上に背筋が伸びて、堂々とした気持ちになります。こういった奇跡的な出会いや、自分の気持ち、着用回数含めこれこそが今年の「My Best buy」です。
今年を振り返って
今年1年振り返ってみると、たくさんの方々と出会い、たくさんの洋服と出会いました。「M.B.B」を決める中で、洋服たちに貯蔵された皆様との記憶がよみがえり、出会い含めての「M.B.B」だと改めて感じました。
「うちの店の洋服は長く着用できるから貯蔵できる思い出のメモリーが多い」と岡崎が以前言っていたのですが、やはり長くともにしていく中で一緒に成長し、思い出の増えていく洋服たちは今後の人生でも色あせることなく輝いていくのだと実感しました。
皆様とのすばらしい出会いに感謝を述べさせていただき締めとさせていただきます。皆様の「M.B.B.」もぜひお聴きしたいので当店で皆様のお越しお待ちしております!ありがとうございました!