様々なブランドからの春夏アイテムのデリバリーも終盤、つい先日もヴィンテージが新たに入荷いたしました。
所狭しと店内も洋服で賑わっていますので、今回はブランドやヴィンテージを問わずセレクトした、即戦力として使えるコーディネートをご紹介させていただきます。
INDIGO DYED + COTTON VESTを用いたコーディネート
■JACKET:US ARMY UTILITY SHIRT(VINTAGE)
■VEST : INDIGO DYED + COTTON VEST(FRANK LEDER)
■INNER : KARL-HEINZ (SCHIESSER)
■PANTS : ピケパンツ(BONCOURA)
■SHOES :プレーントゥーオックスフォード(MOTO)
■CAP:ARMY BERET(PHIGVEL)
自分がベストを着る際のコーディネートとして一番多いなって思うのが、こういったミリタリージャケットや、それをベースとしたトップスと合わせる組み合わせです。
こういったジャケットって使い勝手が良くてついつい手にとってしまうアイテムですが、気温が暖かくなるにつれてインナーの選択肢って狭まってきます。シャツの上から、Tシャツの上から、ベストを一枚挟むだけで今までのコーディネートでも変わって見えるのでどうしても単調になりがちなこれからの季節の心強い味方になってくれるはずです。
ジャケットを脱いだ時もバッチリオシャレに見えるというのもポイントです。
真夏はTシャツしか着られないという方にもこのTシャツ+ベストの重ね着は試していただきたい組み合わせですね。
CHARCOAL DYED FLAX BLAZERを用いたコーディネート
■JACKET:CHARCOAL DYED FLAX BLAZER(FRANK LEDER)
■INNER :KANOKO HIGHNECKED TOP(PHIGVEL)
■PANTS :M-47 Cargo pants “後期モデル”(VINTAGE)
■SHOES :コードバンUチップダービーシューズ(MOTO)
個人的にも入荷を心待ちにしていた、CHARCOAL DYED FLAX BLAZER(FRANK LEDER)を使ったコーディネート。
同素材のパンツと合わせてセットアップで着るのももちろんかっこいいのですが、普段はもう少しラフな感じで着たい方にはこういった軍パンとのコーディネートがオススメです。僕ぐらい(20代前半くらい)の年齢ですとジャケットだからといってあまり綺麗に合わせずに、こういった男臭いパンツとあわせるのが普段着として着回しやすい気がします。
冬の定番、ジャーマンレザージャケットなんかと一緒で、このジャケットも着込むほどに生地がしなやかになり、生地のアタリなんかも楽しんでいただけるので、特別な日の一張羅としてだけではもったいないアイテム。あまりかしこまらずに普段のコーディネートにどんどん取り入れてほしいという思いもありこのコーディネートを紹介させていただきました。
普段はサーマルやヘンリーネックでシンプルに合わせることも多いですが、少し変化をつけたい時はこういったモックネックのインナーやストールなどを組み合わせるというのも上品で好きな組み合わせです。
スーツ地のような光沢がある素材ではなく、ざらつきの残ったリネン素材ということもあってカジュアルな洋服にも合わせやすくなっています。
夏場にさらっと一枚で、、、っていうのを想像するだけでも最高ですね。
FARMERS SHIRTSを用いたコーディネート
■SHIRTS:FARMERS SHIRTS(VINTAGE)
■PANTS :WEATHER PANTS(PORTER CLASSIC)
■SHOES :レースアップシューズ(MOTO)
■CAP:ARMY BERET(PHIGVEL)
最後はフレンチヴィンテージのファーマーズシャツを用いたコーディネート。
丈が長く、身幅も広いこのシルエットはあまり馴染みがないという方もいらっしゃるかもしれません。
だからこそ着ていると人とかぶらず、目を引くコーディネートになるからいいんですよね。
あともともとは農作業用として着られていた洋服のため動きやすくストレスのない着心地は一枚持っていると活躍すること間違いないです。
個人的には太めの9部丈のパンツが相性抜群です。
同じ太めでもレングスが長すぎると全体的にだらしないシルエットになってしまうので、丈を少し短くしてバランスをとっています。
時代やブランド関係なく組み合わせる
好きなブランドで統一して着るのも悪くないですが、当店の考えとしては「自分のフィルターでミックスする」ということを提案しています。そっちの方が一人一人の個性がより強く浮き彫りになると自分もお客だった際に教えられました。
今ある洋服は過去を振り返ればその原型が必ず存在しています。原型が生まれた国や年代によってそれぞれの洋服の相性が変わる。そんなことを考えて洋服を組コーディネイトされている方もいると思います。
そんな洋服のルーツを考えつつ、視覚的にバランス良く見える、自分の体に合った洋服を組み合わせて考えるのが、コーディネートの面白いところだと思います。
現在、紹介させていただいたアイテム以外にもかなり商品が揃っている時期ですので、ぜひ店頭でも様々なアイテムを手にとってコーディネートの組み立ててみてはいかがでしょう。