S&S / BLOG Aug 28, 2016
Text:TAKEDA KAZUYA
艶かしい光沢を放ち抜群の存在感でコーディネートの軸となる太畝コーデュロイは、保温性にも優れ、これからの時期に持っておいて損はないアイテムです。
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先日ついにスタートしました『BONCOURA(ボンクラ)』 2016 AW。
まだまだ暑さは残りますが、気合いの入ったアイテムたちに負けないよう当店もより一層気合いを入れて挑みます。

太畝コーデュロイパンツ”41カーキ(太畝コールテン)”

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今回、第一弾の入荷の中からご紹介させていただくのは皆が待ちに待ったであろう太畝コーデュロイパンツ”41カーキ(太畝コールテン)”。2015年度に同じく『BONCOURA』よりリリースされた同素材の“3Bジャケット”“ワークジレ”の存在感に圧倒された記憶もまだまだ薄れていないはず。もちろん、この”41カーキ(太畝コールテン)”にもその存在感が漂っております。

大きく、そして深く波打つ畝(ウネ)

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まずコーデュロイ生地の最大の特徴はなんと言っても縦方向への畝。太畝を採用したこちらのパンツも言わずもがな、大きくそして深く波打つ畝に目を引かれます。ずっしりとしたボリュームは、でしゃばることなく大人っぽい奥行きを見せてくれる、というのが最大の特徴。
厚みがあり、そしてしっかりとしたコシを備えながらも、とても柔らかく仕上がっています。また、太畝はその他にも、保温性にも優れている、という特徴を備えています。だんだんと肌寒くなってくるこれからの季節には欠かすことのできないキーワードですよね。

補足:コーデュロイの生地の表面に現れる凸凹のことを畝(ウネ)と呼んだりします。
基本的に、「細畝・中畝・太畝」と3段階あって、それぞれ昔からある伝統的な生地です。

ほかには真似できない独特の光沢とオーラ

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そして『BONCOURA』オリジナルでこだわり抜かれた素材から生まれる、独特の艶めかしい光沢。大げさでもなく、ただそっと置いておくだけでも独特のオーラを放ちます。また、光の当たり具合で表情を変えるさまは、まるで生物が呼吸をしているような感覚、というと言いすぎでしょうか(笑)
けれど、実際に履いて歩いたりしゃがんだりと、当たり前にする動作の中でふと見せる表情は、本当に生きているかのように、日々馴染んでいくのを感じます。

一般的にコーデュロイは退色、毛羽立ちなどが経年変化の特徴なので、臆することなく、躊躇することなくとことん履いていただきたいです。
僕自身もまだ履いて数日、これからの経年変化を想像して個人的にもとてもワクワクしています。

ベースとなるのは”41カーキ”

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ベースは『BONCOURA』好きな方ならお馴染みの”41カーキ”。ももにゆとりを持たせつつ、少しテーパードをきかせたシルエット。
基本的には普段着でカジュアルに着こなすことが多いとは思いますが、たとえば同じく『BONCOURA』の”3Bジャケット”とのセットアップなどでフォーマルに着こなすこともできます。(私事ですが、僕は今度”3ピース”で秋に行われる友人の結婚式に着ていこうと考えています。)

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当然のことながら、ジッパーやその細部に至るまで全て『BONCOURA』製。しっかりと染め上げられたネイビーを中心に、何もかもが一つにまとまった本当に素晴らしいアイテムだと思います。

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最後に耐久性について。コーデュロイにも、ジーンズやチノと同じように「作業着」や「ハンティング」に使用されていた歴史を持っています。ですので、耐久性ももちろん問題はありません。さらにはジーンズやチノにはない上品な印象もあったりと、コーデュロイ好きな方が意外と多いのもうなずけます。

そんなコーデュロイ好き、そして『BONCOURA』ファンにはもちろんのこと、普段そういえばあまりコーデュロイを履かないという方にも、この『BONCOURA』”太畝コーデュロイパンツ”是非一度履いてみていただきたいです。『BONCOURA』ならではの随所に詰め込まれたこだわりに、想像以上の魅力を体感していただけるはずです。

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この記事を書いたひと
武田 和也TAKEDA KAZUYA | ___takeee___
1990年生まれ。2015年1月より「SLOW&STEADY」で勤務をスタート。洋服について日々勉強中!
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