S&S / BLOG Jul 27, 2022
Text:Sato Yohei
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毎シーズン特徴的な織柄と独自の発色が魅力的なハンドニットシリーズ。僕も数年前、初めてFRANKLEDERのハンドニットを目にした時の感動と心から欲しいと思ったことは今でも鮮明に覚えております。

当店ではベッドリネンシリーズやジャーマンレザー、ビンテージファブリックエディションなどといった幅広いラインナップが毎シーズン入荷し、どれにしようか、あれもこれもと僕を含めお客様の頭を悩ませています。同ブランドの新作入荷日というのは一つのイベントのような盛り上がりを見せています。

僕がお客さんとして当店で真っ先に虜となったのもFRANK LEDERでした。生地や縫製のことなんてあんまりよく分かっていなかったけれども、独特な雰囲気のある洋服とそれを着た自分の鏡で何度も見て、とにかく夢中になりました。当時学生の自分にとっては、10歳以上離れた年上のかっこいい常連さんたちの仲間入りを果たせているようなそんな見栄の気持ちもあったと思います。

VINTAGE FABRIC EDITION STAND COLLAR SHIRT

最初に僕が大好きだったのは、過去のブログでも何度か紹介していますがビンテージファブリックエディションのシリーズです。目を引く抜群の存在感と生地の風合いが魅力的でこのシリーズばかりに夢中になっていた記憶があります。オーナーや前スタッフにベッドリネンの説明は受けていたものの、夢中とは儚いものでいつも見てしまうのはこのシリーズでした。笑

ハンドニットとの出会い

4年ほど前の春夏のシーズンでしょうか。毎度のように心待ちにしていたFRANK LEDERの入荷時期。毎度のことながら全アイテム欲しい。どれにしようか。超興奮しながら「これ試着いいですか。」なんて嬉しそうに気になっていたアイテムを試させていただいてました。

ただ、そのシーズンはいつもと違う、別のアイテムがなぜか目に留まりました。なぜそのアイテムに興味をもったのかは定かではありませんが異様に惹かれていたのを覚えています。独特な折柄に何とも言い表し難い深みのある発色、なんてのは後付けで当時の僕の目にはなんて事のない手編みのコットンニットが移っていました。でも異様なほどに魅力的で頭から離れなかったのを覚えてます。オーナー岡崎からは「FRANKのハンドニットの一番の魅力は着心地。どんどん馴染んでいってどんどん自分だけの一着になるよ。」そんな風なことを言われました。しかし、当時学生の自分にとって安い買い物ではなく、泣く泣く我慢したのを覚えています。あれはかなり悔しかったなぁ。笑

再びの出会い

少しばかり月日がたち、僕はお客さんからスタッフの立場になり1年が過ぎたころ、FRANK LEDER秋冬のハンドニットをようやく我が物にすることができました。お帰り、俺のハンドニット。

嬉しすぎて、そして自分だけの一着に育てたくて、入荷したその日からほぼ毎日着用しました。恐らく昨シーズン僕が最もあのアイテムを着倒したと思います。笑お世辞にもいいとは言えない着心地が着ていくごとにだんだんと馴染んでいく感覚を確かに味わうことができ、このシリーズの魅力を堪能しました。だからこそ、今回紹介している今季春夏シーズンのこのアイテムも本当に個人的に全人類にお勧めしたいアイテムです。

春夏用の薄手のコットンニットですのでウールが苦手な方やカチッとしたベストが苦手な方、それこそ普段着でベストを着られない方にも非常にお勧めしたいです。ベストはサイズや生地の硬さによっては窮屈に感じたり肩が凝る方も多いアイテムですがハンドニットであればその点の心配はないでしょう。秋冬のウール素材とは違って更にいいのが、こちらはご自宅で洗濯が可能(手洗い推奨)だという点もうれしいところです。

実際にこうして着てみると特有の発色や折柄がコーディネートにより一層花を持たせてくれる役割を果たしてくれます。もちろん一家に一着ベッドリネンシャツとの相性は言うまでもありません。

まとめ

どんなに技術力が発展して優秀な化学繊維があっても、FRANK LEDERの選ぶ天然にこだわった素材は月日をかけて所有者のための着心地と魅力が育っていきます。当店は9年前の開店当初から同ブランドをメインとして取り扱い、毎シーズン心待ちにしてくださっているお客様が多くいらっしゃいます。そして、そんなFRANK LEDERヘビーユーザーの方々が口をそろえていいと言うこのハンドニットシリーズには、FRANK LEDERの魅力の根源が詰まっているんじゃないのかなと僕自身も実際に体感して感じました。そして4年前、なぜか異様に目を奪われたのはやっぱりFRANK LEDERのパワーを感じたのかなと今では思っています。

FRANK LEDERの魅力を感じたい方、ハンドニット未体験の方、ベスト未体験の方、決してお買い求めやすいアイテムではありませんが、そんなことは僕自身も身にしみて痛感しております。ですが、本当に一度は体験していただきたい、いや絶対体験した方がいいアイテムです。皆様、是非店頭にてお越しください!

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この記事を書いたひと
佐藤 洋平Sato Yohei |
1997年生まれ。2020年冬より SLOW&STEADY スタッフとして勤務。 人生と洋服との関係性を、日々探求する毎日。
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