S&S / BLOG Mar 17, 2024
Text:Ueno Yuto
先日、フレンチヴィンテージの代表作であるM52 CHINOが入荷しましたので、ご紹介いたします!
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いつもありがとうございます。スタッフ勇登です。

3月も半ば、店内にも続々と春夏アイテムが入荷しております。この週末は気温の方も高くなっており、いよいよ春が本格的にやってきた感じですね。そんな中、個人的にも嬉しい入荷が…。それは、オーナーが過去に当店のYouTubeチャンネルでも解説しており、今その絶大な人気から価格が高騰しているあのアイテム。

入荷直後、当店で取り扱っている洋服たちの源流との呼べるようなその風貌に僕は思わず息を呑み、圧倒されました。この興奮が冷めぬまま、ブログを執筆させていただいておりますので皆さま、ぜひご一読下さい。

M52 CHINO TROUSERS

「M52 Chino」通称フレンチチノと呼ばれるこのパンツはフレンチビンテージの代表作であり、1950年代から60年代にかけて約10年間ほど作られたパンツになります。

これまで数多くのブランドがサンプリングをする言わずもがなの名作で、現代においてもその人気は凄まじく、チノパン界の王様と称されるほど。では、なぜこのチノパンがそこまでの評価を得ているのか、それはこのパンツの細かなディティールにあります。

頑丈かつ着回しのしやすい素材

使われている素材はコットンツイルという頑丈でハリのあるコットン100%。

丈夫でガンガン着回せる生地感でありながら、どこか上品な光沢もあり、厚さも程よいので一年を通して着用していただけます。カーキなのも使いやすいポイント。どんな洋服にも合わせられる汎用性から、飽きることなくガンガン履いて、経年変化も楽しめる。まさに逸品と呼べる素材です。

更に、嬉しいのポイントなのが当店で仕入れたのは全てデッドストック。一度も洗われていない状態からの変化を共にできるため、まさに相棒と呼ぶに相応しいパンツへとなるのではないでしょうか。

上品かつノンストレスなワイドシルエット

素材もさることながらまた魅力的なのがこのシルエット。

深い股上と広い渡りから裾にかけてややテーパードがかかったシルエットは現代においても十分通用するほどに綺麗。裾幅もかなり広く、ロールアップすると野暮ったくなりすぎることも踏まえ、当店ではレングスをジャストで着ていただくことを推奨しています。

また、M52には大きく分けて前期と後期の2つに分類されますが、当店で取り扱っているのはポケットにフラップがついていてタックが2つある後期型。タックが取られていることでよりシルエットが洗練され、かつ動きやすいというメリットがあります。

軍モノでありながらもタックが取られていたり、ややテーパードがかかっていたりとその括りからは少しかけ離れた細かなディティールこそがチノパンの王様たる所以なのでしょう。

明確な答えなんてないけども

洋服の歴史なんてよほどの洋服好き以外は興味ないのかもしれません。ただ、一洋服好きとして言いたいのは、現代における洋服の源は今回紹介したようなヴィンテージのアイテムたちがほとんどです。

今、目の前にある洋服がどこから生まれどう作られたのか、源流には何があるのか、少しでも気にかけて洋服と向き合ってみませんか?もちろん気になって調べてみても明確な答えがないことだってあります。だけど、今回紹介したパンツ同様、歴史を辿れば何かの意味はあるはずなんです。それを調べ、答えが見つからないなら、自分なりにあれこれ考え答えを見出していく。

答えを出す旅は決して楽じゃない。何年何十年と着続けてやっと答えが見つかることもあるかもしれません。ただ、そうやって考え続けた先に自分なりの答えが出せた時、洋服がもっと好きになってるはずです。それって洋服の醍醐味だと思うんです。

皆さまも僕と一緒に考えを巡らせながら洋服を楽しみませんか?皆さまのご来店を心よりお待ちしております。

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この記事を書いたひと
上埜 勇登Ueno Yuto | sas_yuto
2000年生まれ。洋服好きが高じて2023年よりSLOW&STEADYスタッフに。洋服と向き合いつつ日々勉強中。
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