S&S / BLOG Oct 31, 2020
Text:OKAZAKI MASAHIRO
Photo:Kenta Kannae
好きな物を着る理由って考えたことありますか?そんなことを考えてみるのも以外と面白いですよ。
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「NEWS」でも告知しましたが、11/6からの3日間「PHIGVEL TRUNK SHOW」と題し 20AWのPHIGVELラインナップを豊富に取り揃えた上で、今回で最後のリリースとなる当店別注「MIL TROUSER MOD」第3弾をリリースします。7日はPHIGVELプレス田上氏も来徳。店頭に立って頂きます。

PHIGVELの名作に当店のエッセンスを加えて完成したこのパンツ。ちょうど2年前にリリースしてから3度目。全国から寄せられた想像以上の受注に正直僕らも驚きを隠せません。それほどまでにみなさんが望んでいた物を当店が提供できるというのは洋服屋としてこの上ない喜びです。

3日間と短い期間ではありますが、PHIGVELの世界観を思う存分に楽しんでいただけるようなイベントですので、皆様ご期待ください。

好きな物を身にまとう理由

今までこのパンツの詳細については散々書いてきたので、今回はラストリリースということもあり少し自分の考えを。

歳を重ねることで僕自身の洋服に対する考え方も変わってきつつあります。若い時のようにあれこれと沢山の物を着たいとか、新しい物への興味が薄まり、逆に自分が好きなものに対しての愛情が深くなっています。

その反動か、1点1点お気に入りの洋服について「なぜこの洋服が好きなのか」を真剣に考えるようになりました。僕なりにファーストリリースから2年間このパンツを履き続けてきましたが、このパンツの最大の魅力は、レングスを気にせず履けるからコーディネイトしやすいこと。これに尽きます。身長にとらわれることなく誰しもがすっきり履けるデイリーなパンツ。

さらに簡素な作りは男らしさも演出しつつ、半端丈なのでゴリっとしすぎない。そのバランスがうまく昇華されているから好きなんです。

「どこに行くにもこのパンツ」当店のお客さんたちがよく言ってくれますが、僕以上に履いているやつはいないと思います 笑。

お気に入りの洋服を着続ける理由は様々あります。形や色、コーディネイトしやすい…でもそういうアイテムって少なくないんです。自分で好きなものを集めて店をやってるんだから当たり前です 笑。

そんな数ある大好きな物の中で、このパンツが僕にとって “特別” なのは、どこに行っても自分らしくいられる。いわば戦闘服のような物だからです。

10年以上前に好きすぎて履き潰したミルトラウザー。そのパンツを履いていた頃の思い出や経験、店をオープンしてから感じたことや考え方…目に見えないそんな想いまでもがこの別注アイテムには詰まってます。

結局のところ、洋服は自己満足の塊です。興味がない方からすればただの洋服。暑さ寒さをしのぐ道具ですが、僕らのように好きな人間はそれ以上に洋服の力を信じてますよね。

神様を信じる信じないと同じで、信じてるから力をもらえるのかも…いや力をもらった気になれるのかもしれません。

よくわからない精神論ばかり書いてしまいましたが、皆様にとっても「MIL TROUSER MOD 3rd」が僕のように毎日の戦闘服になってくれることを願っています。

そんなわけで、到着まであと少し。もうしばらくお待ちください!!

岡崎
この記事を書いたひと
岡崎 昌弘OKAZAKI MASAHIRO | sas_okazaki
1981年生まれ SLOW&STEADY 代表。18歳の時より地元の古着屋へ勤務。その後同じく県内のセレクトショップ勤務を経て2013年「SLOW&STEADY」をオープンさせる。
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