S&S / BLOG Jul 9, 2017
Text:OKAZAKI MASAHIRO
梅雨時期って気分もどんよりしがち。そんな時に重宝するのがBlundstoneのこのブーツ。雨の日も気分良く外出するための必需品です!
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僕自身あまりスニーカーを履かないので、雨の日…特に梅雨時期の外出は少し困ったものでしたが、ここ数年はこいつのおかげで快適に過ごせています。今日はこの時期に合わせて入荷した Blundstone (ブランドストーン)の サイドゴアブーツ をご紹介いたします。

もともとは女性のために作られた? 機能性・ファッション性を兼ね備えたサイドゴアブーツ

Blundstone は、1870年にオーストラリアのタスマニア島で生まれた サイドゴアブーツ
サイドゴアブーツ の代表ブラントとして世界中にファンを持ち、近年では耐久性や機能性にファッション性を兼ね備えたブーツとして、アウトドアからタウンユースまで、幅広いフィールドで愛用されています。

サイドゴアブーツ は1830年代中盤、ロンドンの靴屋が当時即位したばかりのヴィクトリア女王のために、脱ぎ履きが容易でフィット感の得やすいブーツを作るべく採り入れたのが始まり。
つまりもともとは女性のために作られたこの サイドゴアブーツ ですが、この使い勝手の良いブーツの魅力にとりつかれたアルバート公(ヴィクトリア女王の夫)がイギリス議会への登院の際に使用したことが、メンズシューズとして認知されるようになったきっかけでした。

そしてその後1960年代より、ビートルズを皮切りにローリングストーンズなどの英国モッズミュージシャンがこぞって履くようになり、一般的に浸透していくようになります。

▲揃いのサイドゴアブーツを纏ったビートルズ(1960年代当時)

サイドゴアブーツの元祖ゆえの貫禄ある経年変化と、まるでスニーカーを履いているような感覚。

そんな歴史や経緯を考えれば、1870年よりサイドゴアを作り続けているこの Blundstone は、サイドゴアというブーツのカテゴリーが誕生してから、かなり早い段階からスタートしていることになります。もしかすると、こういった大量生産可能な サイドゴアブーツ の元祖と言っても大げさではないのかもしれません。

そしてそんな長い歴史に裏付けされた機能性とコストパフォーマンスもこのブーツを語る上では欠かせないポイント。
Blundstone が確立させた「底部の形成」と「アッパーの形成」を同時に行なう インジェクション・モールディング製法 は、耐久・耐水性・コストパフォーマンスに優れています。

独自技術のソールクッションの衝撃吸収性はまるでスニーカーを履いているような感覚
例えば天気が怪しい日、レインブーツだと少し大げさ…でもレザーソールのブーツはさすがに履けないし…スニーカーもちょっと…。
と、意外に多いそんな場面でも大活躍するのがこの Blundstone 。実際、僕自身アウトドアでは必ずと言っていいほどこのブーツです。

履き込んでいくことで生まれる独自の経年変化も雰囲気抜群。
写真は3〜4年ほどハードに履き込んだものですが徐々に趣のある表情に仕上がっていきます。

サイドゴアブーツのメンテナンスについて


最後に気になるメンテナンス方法ですが、定期的に汚れを落としクリームで保湿、防水スプレーを使用することで撥水性を長く保つことができます。

「プライベートも仕事でも履いてます!」って声をよく耳にしますが、長時間履いていても疲れず、天候に気にせず毎日履けるとなると、確かにオンオフ問わずかなり幅広いシーンで履いて頂けるはずです。

すでに店頭分は残り僅かとなっていますが、お問い合わせを頂ければ追加オーダーも可能です。持っておくと必ず重宝する Blundstoneサイドゴアブーツ 、この機会に是非一足いかがでしょう。

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この記事を書いたひと
岡崎 昌弘OKAZAKI MASAHIRO | at_slowandsteady
1981年生まれ SLOW&STEADY 代表。18歳の時より地元の古着屋へ勤務。その後同じく県内のセレクトショップ勤務を経て2013年「SLOW&STEADY」をオープンさせる。ブログとは別で文章形SNS『NOTE』にて洋服にまつわる記事を毎日更新しています。 『NOTE』 https://note.com/slwanstdy
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