Kouta Yoshiura
今年も1年間本当にありがとうございました。今年の4月で大学を卒業し、本格的にスタッフとして働き始めたこの1年はものすごく早く感じました。
昨年は5周年ということで、多くのイベントを経験させてもらったのですが、フタを開けてみれば今年も去年に負けないほどのボリュームだったのではないでしょうか。
また今年はお客様から質問や洋服についての思いを書いた文章をもらう機会などもあり、自分たちのような洋服屋じゃない人の文章に触れることが多い1年でした。自分もBLOGを書かせてもらうことが多いので大変参考になりました。
この1年楽しいことばかりではもちろんなかったですが、お客さんと朝方まで飲んだ翌日だろうが、近所のスーパーに行く時だろうが、洋服を考えなかった日はないと思います。
洋服屋としては当たり前なのかもしれませんが、それが義務でなく、楽しく思えてること。それは洋服自体が魅力的なことや、お店で出会った多くのお客さんのおかげです。
勉強ができる人と、勉強を教えてもらいたい人ってなんとなく違うじゃないですか。
「僕、こんなにお洒落でっせ」という雰囲気じゃなくて、作文企画の時に胸打たれた文章のように、「あ、この人は洋服が好きなんだな。」と思ってもらえる人になりたいと改めて思いました。
2020年からもよろしくお願い致します。このままだとキャパオーバーになりそうなクローゼットを眺め(あ、部屋の大掃除してない)洋服道の険なさを再確認しながら年を越そうと思います。
来年からも洋服たくさん買わせてもらいます。笑
Masahiro Okazaki
毎年毎年、必死で駆け抜けてる感じがします。ゆっくり振り返るってこともなくただがむしゃらってのが本音です。でもこうやって年を重ね、様々なメーカー様とのイベントを重ねるたび、皆さん必ずお客さんたちのことを褒めてくれます。
「お客さんとの距離が近い」「誰が店員さんかわからない」「みんな革靴履いてますね」などなど..
確かにゆっくり成長できる空間にしたいと日々思ってはいますが、それは僕がコントロールできないことで、イベントのために外からきてくれたメーカー様たちだからこその意見ではないかと思うんです。
様々なコンセプトのお店があり、それぞれが思い描く理想に向かって試行錯誤しているなか、当然当店の思い描く理想もあります。僕が思うその理想は、販売する商品や店の空間、スタッフ、お客さん、全てのパーツがうまく作用し、化学反応的に生まれるものだと思っています。そう。自分たちができることなんてのは本当に小さなことなんだと毎年強く思うんです。
先日「体に馴染む」というお題で皆様に作文を募集しましたが、店だってそうだと思ってます。いつもの店で他愛のない会話といつものコーヒーを飲みながら、洋服を選ぶ。そのルーティーンがそれぞれみんなの心に馴染んでいく。だから同じ商品でも店によって違って見えるのではないでしょうか。
来年も、沢山のお客さんたちが当店に馴染めるように、誠心誠意頑張っていこうと思います。
皆さん、来年もslow&steadyをどうぞよろしくお願い致します。
改めて、皆さんいつもありがとうございます。お世話になりました。
皆さんが幸多き素晴らしい新年を迎えられることを心から願っています。