本当に世間は大変なことになっています。やはりここまで深刻になると「自粛」という曖昧な言葉すら重くのしかかってきます。家に閉じこもり、人と会わないようにっていいますが、そうできない人もいるし、閉じこもることで精神的にかかるストレスも日に日に大きくなる..。確かに、人混みを避けたり、個人個人で十分な対策は必要だと思います。
ただ、人のいない場所や時間を使って、少しの時間「散歩する」ぐらいは良いんじゃないでしょうか?都会に住んでて、外出が難しいなら、本を読んだり映画を見たり、音楽を聞いたり、できるだけ自分を現実から引き剥がしてくれる時間を作った方がいいのかもしれませんね。
というわけで、今回は僕が大好きな洋服を着て散歩しながら本を読むというただそれだけのブログです。雰囲気でどうぞ(笑)
今回撮影に協力してくれた本たちは、この半年以内に読んだ、もしくは読み直したものの中で『当店にくるお客さんたちやこのブログを読んでくれている人たちが好きそうな本』を3冊選びました。それぞれが人の生きる道や信念を貫く強さなどを考えさせてくれた作品です。
冒頭でも書きましたが、小説なんかを読むと、自分がその本の中に吸い込まれていくような感覚を覚える時があります。時間も忘れて読むふけってしまい、気づけば数時間経ってるみたいな…映画では入っていけない領域に連れていってくれるのが本の強さだと思うんです。
目の前のことが辛くて苦しい時、僕は小説の世界に逃げ込みます。結局、悩んでても時間は経ってしまうんです。目に見えないからこそ、「時間」って無駄にできない。いつ自分が病気にかかるか、事故に会うかわからない。
愚痴っても頭を下げてても、同じだけ時間を使ってしまいます。
だからこそ、皆さんもこのタイミングを使って何が学べるのか。そう考えてみてはいかがでしょう。